”「幻の名作」BEST10”海外編

 『このミステリーがすごい! 2014年版』宝島社2013年の特集企画”「幻の名作」BEST10”海外編。
  1ランドル・ギャレット『魔術師が多すぎる』
  2トニー・ケンリック『スカイジャック』
  3リチャード・スターク『悪党パーカー/人狩り
  3フレドリック・ブラウン『シカゴ・ブルース』
  5ラッセル・ブラッドン『ウィンブルドン
  6トレヴェニアン『バスク、真夏の死』
  6ボアローナルスジャック『私のすべては一人の男』X
  6マーガレット・ミラー『まるで天使のような』
  9トニー・ヒラーマン『祟り』X
  10ジョン・ディクスン・カー『ビロードの悪魔』X
  10リチャード・ニーリィ『心ひき裂かれて』X
  10ロバート・ラドラム『暗殺者』
 持っていない本にX印をつけたが、その四点は見つからなさそう。それよりも未読本を読まねば読まねば、と呪文を唱える。昨日と同じだが、こちらは全部未読。

 昨日の10位、陳舜臣『炎に絵を』文春文庫1977年初版を再読。付箋が貼ってあるので再読と気づいたけど、内容はすっかり忘れていた。巻末近くで思い出した。 再読の時のほうが驚愕の真相(!)という気がする。いやあ驚いた。すらすら読んで……女はコワイ。いや、一部の女性は、だ。復刊希望もわかる。

 今朝の最低気温、-2.2℃。昨日と同じ。目覚ましをかけ忘れていた。午前八時過ぎに目覚める。十時間超の睡眠。これが最適らしい。一日が短い。
 師走に較べて洗濯物の乾きが早くなった。湿度だけではない気がする。湿度といえば午前六時の湿度は95%。午後二時は33%。ずっと晴天だけど。

 こんないいCD忘れてた、で、Orchestra Baobab『Pirates Choice』。
 https://www.discogs.com/ja/Orchestra-Baobab-Pirates-Choice/release/868045
 https://www.youtube.com/watch?v=5B2rjTpDUIg
 1970年に産声をあげ70〜80年代に掛けてセネガルの大衆音楽シーンをリードしたオーケストラ・バオバブ。解説から。
《 ,the original 'Pirates Choice 'album takes the listener to another time back to a magical studio session, 》
 ”独自の海賊盤選集は、聴き手を魔術的なスタジオ演奏の別の時間へ連れ戻す”といった訳かな。アフロ・ラテン、アフロ・クバーン(キューバン) を、私はとりわけ好みなのだな、と知る。

 ネット、いろいろ。

《 何度も言っていますが、崩れる余地のないほど積み上がっていれば、かなりの揺れでも本は崩れないから、かえって安全ですよね。 》 日下三蔵
 https://twitter.com/sanzokusaka/status/949460653525225474

《 アホなことを書きこもうとしているときに書斎全体が揺れた。あれが絶筆になったらどうする。 》 芦辺 拓
 https://twitter.com/ashibetaku/status/949308866960900096

《 俺の本が次から次にAmazonで一円価格の古本になっている。今年の正月からは将来に書く予定の小説までもが古本で出始めた。 何が何に追い越されたのか? よくわからないけど、そろそろ身辺の整理にとりかかったほうがいいのかもしれない。 》 山田正紀
 https://twitter.com/anaryusisu/status/949442917432680448

《 「日本の伝統」の多くは明治以降の発明だった 》 東洋経済ONLINE
 http://toyokeizai.net/articles/-/203441

《 数の力でどんな酷い違憲立法がされても憲法が生きている限り元に戻すことはできる。しかし憲法を変えられてしまってはもはや手も足も出せない。 国民はその点をよくよく考えなければならない。責任は国民自身の行動にある。 》 中嶋 哲史
 https://twitter.com/J_J_Kant/status/949612048572301312

《 静岡県川勝平太知事は、県知事という要職にありながら憲法の意味も立憲主義の意味も全然理解していない。今の日本で必要なのは、 憲法の条文をめぐる議論ではなく「憲法とは権力の暴走を防いで国民の権利を守るもの」という再認識と、 安倍政権がその理念をなし崩し的に破壊している事実の認識だろう。 》 山崎 雅弘
 https://twitter.com/mas__yamazaki/status/949591402433802241

《 しかしグレコの絵には光源がないのではないかと思わせるものがある。光はどこからも射していないし、物体や身体の内側に光源があるとしか考えられない。 でもそれも後光のように人の内側から光が放射しているというのでもない。光があって、光源がない。だから例えば「トレドの眺め」の山の上の不思議な街並みは、 色彩を故意に消してしまうと、月世界のように見えたりする。 》 鈴木創士「正月の葬式」
 http://www.gendaishicho.co.jp/news/n22953.html?platform=hootsuite

《 写真特集:寂しくも美しい日本の自動販売機 》 CNN.co.jp
 https://www.cnn.co.jp/photo/35109520.html

《 平成15年生まれの親戚の子たちに写ルンですをあげて、
   「これ、撮った写真って、どこのボタンで見るんですか?」
  『見れないの〜ウフフ〜』
  「じゃあパソコンとかに取り込むんですか?」
  『それもできないの〜ウフフ〜』
  「ピントは?」
  『合わないの〜ウフフ〜』
  って会話をずっとしてた。 》 は * る
 https://twitter.com/PlasterStar999/status/949887129923891200

《  福笑い、羽根つき、凧揚げ、獅子舞、双六

   全然みかけなくなったなあ 》