高階秀爾・平山郁夫『世界の中の日本絵画』美術年鑑社1994年初版、二人の対話を読む。
《 高階 キリスト教美術の中には、輪廻のように時間が繰り返すような表現は見当たりません。むしろ、キリスト教思想における時間の概念は、最初から最後まで 一直線に進んで、最後は終末観までいくわけです。 》 48頁
《 高階 たしかに、一九四五年の時点で、ガラッと変わったみたいですが、私はある意味からいえばもとに戻ったような気がするんですね。それは以前がずいぶん おかしかったから。
平山 敗戦のときは、みんな口には出さなくても、これでやっと普通に戻ったというのが本音だったのではないですか。ひとりやふたりの力では、どうやっても 世の中は動かないけれど、外圧や戦争ということがあって、初めて変わるものなのかもしれません。それまでは心ならずもお国にしたがっていたけれども、それが ようやく修正された、というところなんでしょうかね。 》 51頁
ふむふむ勉強になる、とのんきに読んでいたら。
《 高階 《絵因果経》のように、絵と文字がはっきり分かれているものは西洋にも見られますが、《扇面法華経冊子》(図版41)や《鶴図下絵和歌巻》(図版152)の ように、絵の上に文字を重ねて書いているのは、あまりないのではないかと思います。(中略)
平山 宗達と本阿弥光悦などの場合は、最高の効果が出ているのではないでしょうか。 》 67頁
さっそくニ図を見る。『鶴図下絵和歌巻』絵・俵屋宗達 書・本阿弥光悦。西洋は『ジャズ』アンリ・マティス。おお、この組合わせ、先だって横浜のギャラリーで見て 感心した上條陽子さんの色彩鮮やかな切り絵の群体~鳥の群れの先達ではないかい。目が醒めた。係の若い女性に「これは、いい」と熱弁を奮った。手紙を認め、 上條さんへ投函。することが早いねえ。鉄は熱いうちに、善は急げ、だ。
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/425360
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/special/matisse/stencil/index.html
ネット、うろうろ。
《 『正法眼蔵』、書き下し文なら時々語句を確かめれば十分読めるな。。むしろ現代語訳まですると感じが出ない。変則的なリズムが響いてこないんだよな。 》 清水高志
https://twitter.com/omnivalence/status/1144167219313569793
同感。けど、書き下し文をずっと読もうとは思わなかった。
《 参院選後まで非公表「2019年財政検証」に記載される最悪未来 》 女性自身
https://jisin.jp/domestic/1751332/
《 映像で見る明治の日本 》 国立映画アーカイブ
https://meiji.filmarchives.jp/
《 人生最後のご馳走は何を食べますか──。あるホスピス病棟の取り組みが示す「食事が秘めた力」 》 メシ通
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/jitsu-asayama/19-00128
《 一般的に、萌えキャラの絵には、白目と皮膚の境界を明瞭に描かず、瞳の反射光を大きくとることで瞳孔の輪郭を曖昧にするという様式上の特徴がある。 この結果、キャラの視線が一方向に固定されず、八方睨みのような効果を生むのです。 》 松下哲也
https://twitter.com/pinetree1981/status/1144090096028667904
《 好きでいてくれる人にとって、大事なのは能力でも容姿でもなくて、ただそこに居ることだって学ぶのに、人間はなんで何年もかかるんだろうか。 》 nobuotsujimura
https://twitter.com/white__hole/status/1143895548254023680