先人の技への敬意(閑人亭日録)

 合田佐和子、入江比呂、白砂勝敏。三者の立体作品を紹介してきたが、三者の作品の印象を私的な一言で言うと。
  合田佐和子 生き生きしたメルヒェン
  入江比呂  生々しい人生の声
  白砂勝敏  生の息遣い
 それらはアッサンブラージュ(立体的なものを寄せ集め、積み上げる)、ブリコラージュ(寄せ集めて自分で作る)といった作品。似た用語にコラージュ(貼り付け)が ある。4日のブログで話題の内野まゆみさんの新作がそれ。源兵衛川で私が回収した茶碗の小さな断片(一センチ足らず)を三センチ四方の木片に載せた小さな作品 (コラージュ)は、その昔の名も無き絵付け職人の技への敬意を表して制作されている。内野まゆみさんは作品を彼女のフェイスブックに掲載。素敵!と称賛されている。 私も作ってみたいと言う人が続出。まあ、試作してみればわかる。難しいから。元商業デザイナーの卓越したセンスがあればこそ。図(陶磁片)と地(背景)のじつに見事な 配置=協奏の妙に舌を巻く。流石。それは共創ともいえよう。

 昨日午後の会合の後、てんとう虫文庫を運営している段女史が再来訪。
 https://mishima-life.jp/tentoubunko/
 在宅の内野まゆみさんから、彼女が三十年ほど前に小さな星型の台に描いた百枚のピーターラビットの細密画を鑑賞される。感嘆される。植物を描いた小さな細密画には、 花弁や萼の描写の精確さに女史は感心され、お二人で盛り上がる。私はただ素敵な絵という感想しか持たないので、へえ~。内野さん、ピーターラビットの絵の描かれた 標札板と小型の木の台を段女史にプレゼント。子ども用に使えますと大いに喜ばれる。よかった。

 ネット、うろうろ。

《 50年前からSDGsを見通していた…「資本主義と闘った経済学者」宇沢弘文が日本人に伝えたかったこと 》 PRESIDENT OnLine
https://president.jp/articles/-/62478

《 RT 「リベラルへの反感」というものが共有されるようになってきた空気を読んだ(つもりの)茶化しや冷笑ほどみっともないものはない。すべきなのは反感の共有では なく、きちんとしたリベラル批判だと思うが、それをやれるほどの見識も能力もないので茶々入れに終わる。 》 大野左紀子
https://twitter.com/anatatachi_ohno/status/1580399295135895554

《 掲示板を作った金城さんだ。ひろゆき氏はこれを汚い字と揶揄した。しかし良く見てほしい。看板は古くても金城さんはデザインの勉強をした人なのだ。 無知の揶揄とは怖いがそれだけではない。金城さんの母親が米兵に殺されたという事実もだ。戦時中ではない。1974年、強盗を犯した米兵にである。 》 清水 潔
https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1580462909687484416

《 >中学生から64歳の基礎疾患のない人には抗原検査キットで自主検査するよう促し陽性なら自宅療養してもらう

  5類への格下げどころではない。
  コロナに対して無診療。医療放棄。
  国民はキレてもいい。キレるべき。
  #PCR検査と治療薬提供の拡充を求めます
  #検査とマスクと換気と鼻うがいは大事 》 Koichi Kawakami, 川上浩一
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1580206572558438400

《 岸田首相は、安倍氏と黒田氏が始めた円安誘導政策を止める術を知らないし、止める能力もない。だが円安放置で無策ならさらに支持率が落ちる。

  円安を正当化できる材料は何かないか。それでひねり出したのが「インバウンド復活」という宣伝用シナリオ。国民に幻想を抱かせる。 》 山崎 雅弘
https://twitter.com/mas__yamazaki/status/1580084610142474241

《 もはや自分たちで新たな利益を生むアイデアを出せなくなった大企業が、こんな風に「国民に不利益となる不必要な社会システム」に群がって税金にたかり、 皆で養分を吸い取る。もはや「国の成長産業」が「不必要な社会システムの税金たかり」になっている。衰退して当然だろう。 》 山崎 雅弘
https://twitter.com/mas__yamazaki/status/1580086381455773696

《 最後の指揮官命令は島民の虐殺だった…元日本兵が書き残した敗戦直後のオーシャン島で起きたこと 》 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/207808