輝き 香り立つ(閑人亭日録)

 朝、友だちがテレビを見ていた。NHK「小さな旅 仙台 ジャズ輝く」。ジャズ店「COUNT」。おお、半世紀前訪れた店。マッチ箱持ってるよお。学生時代、気になるジャズ喫茶を列車に乗って訪ねた。稚内弘前、一関、仙台、東京、沼津、京都。マッチ箱は今ももっている。何かを求めていた。輝くモノ?まあ、素敵な女性だな。素敵な女性には随分遭遇。彼女たちももう七十代。亡くなった人も。時は流れた。今もまぶしい人たち。ひどい人生だったけど、悪いことばかりではなかった。まぶしい人たちに出会えた。そしてまぶしい美術品に出合えた。あらためて思う、岩田榮吉の香り立つような油彩画。
 香り立つといえば、昨日宮城県の女性から内野まゆみさんに届いた白ワイン。内野さんが、その方から依頼されて制作した黒檀に源兵衛川の茶碗のカケラを接着した帯留めがあまりに素敵なので、とそれを留めた和装の画像を送ってきて、そして昨日白ワインが届けられた。黒い紙箱に丁寧に包まれたセンスのいい瓶。これは高そう。それで、ご近所の輿水酒店に夕方持参し、若い店主と三人で試飲会。主人が長いコルク栓を抜くと、フワ~っと仄かな香りが広がる。ご主人、長いコルク栓に感心し、香り立つ白ワインに驚く。一口口にして、「高貴ですね~」と感嘆。どこのワインですか?とラベルをスマホでパチリ。ワインに詳しい彼もご存じないとは。了美の「甲州プライベートリザーヴ 2019」。
 https://ryomi-wine.jp/product/
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 午後五時前、火事のサイレン。消防車がサイレンを鳴らして近づいてくる。や、どこだ?とベランダから身を乗り出すと、東の路地に入る所に停車。それから何台も来る。こりゃ行かねば、と野次馬根性奮い立つ。消防車の入れぬ狭い道の口で止まっている。路地の先の飲み屋から煙が出ている。さっき歩いて通った場所。ま、それ以上燃えないようなので帰宅。我が家の前の通りは何台もの消防車で通行止め。大渋滞。歩くが一番。午後六時前、鎮火の放送。

 ネット、うろうろ。

《 わたくし、十年以上ツイッターをやっておりますが、このように衝撃的なツイートにはお目にかかったことがございません。 》 赤城毅/大木毅
https://twitter.com/akagitsuyoshi/status/1670021897994788864

《 岸田ちゃんの先日の会見の音声を聴いたら「新しい資本主義を前へ進めるためにナンタラカンタラ」とか言ってるから、お茶を噴きそうになった!看板だけで内容ゼロの「新しい資本主義」なんて、もう誰も期待などしてないし、とっくに忘却の彼方なのに、この人ってば、まだ言ってたんだ!(笑) 》 きっこ
https://twitter.com/kikko_no_blog/status/1670348932193607685

《 世界中の紛争で、性的暴力は兵器として用いられます。
  それは、生活を破壊しコミュニテーを引き裂きます。

  明日は #紛争下の性的暴力根絶のための国際デー

  #EndRapeInWar 》 国連広報センター
https://twitter.com/UNIC_Tokyo/status/1670340575294521345