画家上條陽子さんから展覧会の案内チラシ『STOP the War 壁の中の子どもたち展』 が届く。
《 今 戦火にみまわれているガザの子どもたち
パレスチナの子どもの作品を紹介します
12月21日(木)~12月26日(火)
ユニコムプラザさがみはら 》
https://unicom-plaza.jp/outline/index.html
上條さんの文章。
《 イスラエル侵攻により、地獄のような
日々を送っているガザの人たちに何がで
きるのか、と考え、急遽パレスチナの子ども
たちの作品を展示することにしました。
画材もなく、学校が二部制のため時間がな
く殆どの子どもたちは絵を描いたことがあ
りませんでした。私は1999年に初めてガザ
へ行きました。
その後、2001年から毎年レバノンの難民
キャンプ(11ヶ所)へ絵の指導のため2011年
まで続けました。2011年シリア内戦が始ま
り以降渡航禁止となりました。再び2013年
ガザへ行きアトファルナ聾学校とハンユニ
スの子どもセンターで、絵画指導を行いま
した。ガザは壁で囲まれて、自由がなく四
日間だけ滞在が許されました。
是非 ご来場頂き、パレスチナの子ども
たちの作品を御覧いただければ幸いです。
2023 12/1 PHAP 上條陽子 》
上條陽子
http://web.thn.jp/kbi/kamijo.htm
http://web.thn.jp/kbi/zakki3.htm
いつか訪れたいと思っている三康図書館の記事に出合った。
三康図書館 「開かれた図書館」の再生 【書庫拝見20】 南陀楼綾繁
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=12782
《 利用者のニーズに応え、開かれた図書館をめざす一方で、竹内は国家の圧力から蔵書を守ろうとする。
大橋図書館では、発禁本など閲覧を禁止された資料を、「憲秩紊本(けんちつびんほん)」という独自の名称で呼ぶ。
蔵書やカード目録には、「排除」「発売禁止」「禁閲覧」などの印が押されているものがある。これらは竹内らが守ったものだという。
「戦時中、大橋図書館に憲兵がやってきて、発禁本の提出を強要したとき、竹内さんは、なんとかかんとかあしらって憲兵を追いかえし、あつい金庫のような扉のある書庫のなかへ一歩も入れさせなかった、という」(神崎清「竹内さんの笑い声」『図書館評論』7号) 》