2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『熊楠 生命と霊性』五(閑人亭日録)

安藤礼二『熊楠 生命と霊性』河出書房新社2020年初版、「神秘と抽象」を読んだ。《 その南方熊楠は、「粘菌」を自らの生涯の研究課題に選んだ。そして、一なる動物と多なる植物の生態を繰り返す「粘菌」のなかに、いま目の前で、生きて活動する 「曼荼羅」の…