BATIK

 昨夜はNHK教育テレビ「芸術劇場」の黒田育世主宰の女性ばかりのコンテンポラリー・ダンス・カンパニー「BATIK(バティク)」による黒田育世構成・演出・振付の「SHOKU」(=触)を堪能。眼が釘付。松浦理英子の小説「ナチュラル・ウーマン」と同様の、未知の深い陰翳のある世界が啓けてくる印象。眠気が吹っ飛んだ。番組が終了してもそのままテレビを切らずにいると、続いてベネチアを背景にした名曲アルバム、「マドンナの宝石」以下三曲。これで深い余韻をじっと味わうことができた。で、寝不足。美術館は開館前の九時四十分に早、来館者。おお、忙しい。午後はグラウンドワーク三島の行事応募者への生まれて初めての面接官をする。これまた疲れる。午後五時前、美術館へ戻る。