本能的直観

 昨日の「知識・経験・直観」の出処が判明。雑誌「BRUTUS」1997年7月15日号の特集「メトロポリタン美術館の西欧絵画部長も驚いた 日本にはこんなに名画があったのか!」の、当の部長エヴェレット・フェイの発言だった。

「キュレーターの仕事は、オリジナルとコピーの判定、工房で大量生産された作品とその元になった作品との違い、また甥や息子、娘などの近親者の作品かどうかなどを見極める必要があります。鑑定家のような仕事といってもよいでしょう。こうした作業では、知識とともに直観が重要になってきます。」

「キュレーターの仕事も、知識と経験と本能的直観によって作品を診断することにあるといえるでしょう。」

 ただの直観ではなく本能的直観とは、これまた困難な。

 午後は静岡大学の学生たちのグラウンドワーク三島事業地の体験学習の案内。午後五時に終了予定。で、きょうは午後一時に閉館。