女性十人展最終日
 昼食後、美術館を抜け出し、源兵衛川の月例清掃へ。午後二時半戻る。出品したおば様たちで賑やか。午後四時半、展示無事終了。やれやれ。

 机上を整理していたら、去年2008年8月17日付の毎日新聞の切り抜き。「市場関係者の原油価格の見通し 来年末までの値動き」が興味深い。以前にも紹介した記憶があるが、一年余り過ぎて、予想は当たったか。熊野英生第一生命経済研究所主席エコノミストの予想。「来年後半には70ドル台に低下の可能性も」と、大当たり。あんたはエライ。他の三菱UFJ、みずほ、野村證券、丸紅の研究員は全員100ドル〜150ドルを予想。あんたら、そんなんで給料もらってるんかい。

 太田忠司お気に入りシリーズ、角田喜久雄「笛吹けば人が死ぬ」(現代推理小説大系 5」講談社1972年収録)を読んだ。男を手玉にとって殺させる話。悪女だけれども憎めない。この作、探偵作家クラブ賞受賞作なので「日本推理作家協会賞受賞作全集 8 短編集」双葉文庫1995年を開いた。山村正夫の解説を読む。これがひどい誤記誤字。「逗子の海岸」が「伊豆の海岸」に、代表作の「妖棋伝」が「妖気伝」に、「髑髏銭」が「髑髏線」に、さらには「復讐譚」が「復讐潭」に。本文はどうなっていることやら。