大石靖展最終日

 最終日。にぎやか。出品者に「どれがいい?」と訊かれて指し示した絵はすべて売れた。やはりね。大勢の方が来て搬出。無事終了。やれやれ。

 ネットの見聞。

《 どう考えても日本は進化の最先端だと思う。資本主義が変わり始める場所はここ以外には考えられない。だから日本の先には道がない。日本人の不安感はここから来ているのだと思う。でもこれは楽しむべきことではないのだろうか。 》

 椹木野衣の発言から。

《 公立の美術館が、文科省経産省の蛸壺的な棲み分けから商業主義を嫌い、結果として国の文化予算をめぐる既得権益や談合的な天下りの巣になっていることは、ほとんど指摘されません。日本では新聞社が展覧会の事業主体になっているため、ジャーナリズムがまともに機能しないのです。 》

《 たとえば、国公立美術館の館長職は、一部の「現代美術ムラ」でたらい回しにされているのが現状です。いわゆる「渡り」ですね。彼らは「美術の自律性」を高尚そうに主張しますが、裏返せば、それは彼らの「美術」が市場原理に晒されれば、ひとたまりもないのがわかっているからです。 》

《 こうした輩が、村上隆のように世界市場の最前線で活動する作家を(おそらくは既得権の保守か劣等感ゆえ)軽んじ、コマーシャルギャラリーを見下し、健全な売買よりも時代錯誤の啓蒙を振りかざすことで、日本のアートは、中国や韓国といった隣国と比べても著しく遅れてしまいました。 》

《 日本では美術の世界でも、広い意味での文化官僚の主導による業界の自閉と腐敗が大きな問題なのです。 》

 ネットの拾いもの。

《 ツイッターってあれだろ、竜巻みたいなやつ

  それはツイスター  》

《 ヤマサキ春のパン祭りの引き換え期限を過ぎていたことに気づく朝。 》