朝日新聞デジタルに源兵衛川http://www.asahi.com/national/update/0831/TKY201308310048.htmlが動画で紹介されている。
知人の花火会社丸玉屋http://www.marutamaya.jp/がドイツの国際花火大会で2位に。
知人女性がブログで書いていた。
《 表紙に金魚の絵が描いてある本は、見つけると必ず読むけれど、今の所、ハズレなし。 》
金魚の表紙といえばちくま文庫の『名短篇ここにあり』だ。続編ともども読んでいるけど、本が見つからない。辻原登『遊動亭円木』文藝春秋1999年もどこかへ紛れ込んでしまった。参ったなあ、とぼやいていたら、別の部屋の本棚に挟まっていた。やれやれ。といって、これはまだ読む気にならない。
探していて目に留まったのが、北原尚彦『新刊! 古本文庫』ちくま文庫2003年2刷。「はしがき」から。
《 そこで、わたしとしては敢えて奇妙奇天烈な文庫本、「こんな文庫があったのか!」というような本を紹介したいと思う。 》
紹介されている本はこんなもの。
《 ではなぜ買ったかというと……プレミアが付いていることを知っていたから。悪い買い方ですね。 》
私は好きだったから。
・サンリオ・ギフト文庫『妖精にあげたハンカチ』リンドグレーン/サンリオ1976年
《 見付けてもあまり欲しくないもの(それも同じもの)にばかりぶつかる。なかなか目的のタイトルに巡り会えないのが悩みのタネである。 》
ギフト文庫は好きなシリーズで、手元には百冊近くある。
・市民文庫『折蘆』木々高太郎/河出書房1951年
・ソノラマ文庫『六一八の秘密』野村胡堂/朝日ソノラマ1976年
・ちくま文庫『わが夢の女』ボンテンペルリ(ルは小文字)/筑摩書房1988年
・スーパークエスト文庫『小説 ゴジラ』香山滋/小学館1993年
以上、小見出しの本で私も持っている本。本文で紹介されている文庫本は省いた。このうち『神秘昆虫館』だけは新刊で買ったかな。サンリオ以外はほとんど百円。『新刊! 古本文庫』も105円。
きょうから始った明治大学博物館の「SFと未来像」展に、北原尚彦が1000冊のSF古本を展示している。サンリオSF文庫全冊ほかレア本が山に。
ネットの見聞。
《 大林宣彦監督といえば、僕はいま監督の心酔する福永武彦の長編小説『死の島』を精読中。被曝の内面や流れぬ時、事前と事後の往還など、何十年も前に「ヒロシマ」をめぐって書かれた本作が3・11以後の文学的事件のように思えてくる。村上春樹『1Q84』は案外影響下かも。こっちはシベリウスだが。 》 椹木 野衣(さわらぎ・のい)
『死の島』、ずっと前に読んだ。今読み始めたのは高木彬光『骸骨島』。
《 東電を免責する気はないが、今の事故を招いた最大の当事者は、国策として原発を保護し緩い審査で際限なく金を注いできた自民政権じゃないか。東電だってそれなしで途方もなく面倒な原子力など進めたかどうか。いわば国策の下請け。それが一旦事故が起これば任せっきりで五輪招致だ原発輸出だ…酷すぎ。 》 椹木 野衣
《 「穏健派」「ハト派」という言葉をぜひとも復活させねばならない。我々は「左翼」でも「売国奴」でもない。「穏健派」「ハト派」である。そして、いまの日本は「強硬派」や「タカ派」、そして「急進的過激派」に牛耳られている。 》 想田和弘
《 倉庫にて『維納音匣の謎』無事発掘。しかし『囁く谺』が見つからない。ミネ子さんの『病める狐』以前の本はまとめて保管したあったはずで、それをがしっと持って行ったわけだから、その中になかったってことは1冊だけ別の場所にあるってことだよなあ。どこだ…。 》 大矢博子
いずこも同じ。「維納音匣」はウイーン・オルゴールと読む。太田忠司の小説。「ミネ子」とはミネット・ウォルターズのこと。
ネットの拾いもの。
《 生きるためには全く必要ない情報ですが、 》
このブログみたいだ。
《 一生懸命、モテない男を演じ続けて来た。しかし、演じる必要はなかった。 》
……。