絵画、寺カフェ、写真

 昨日午後、友だちの車に同乗して、今月二人展をする沼津市の年上の画家のアトリエを訪問。 足の踏み場もないほどに詰まっている大量の絵から、これという絵を画家が取り上げ、見せて くれる。友だちはあれこれ感想を述べ、展示法について考えを伝える。私はそれに相槌を打ち、 目はブラインドの降りた窓に吊るしてある、木枠に張ってないキャンバスのアクリル画、 100cm×70cmほどの、それまでの細かな作業の絵とは打って変わった大胆な筆触の絵にぐっと 惹かれていた。話が一段落したとき、その絵を話題にすると、知人が描くようにと置いて いったキャンバスに、奮起して描いたものだと言う。本人は勢いで描いてしまったと言う。 それで正解。ピカイチの気持ちのよい絵だ。
 白髪一雄の足で描いた抽象画を連想させるが、白髪の絵には感興を覚えなかった私は、 このアクリル画はいい、と思った。右上に青い太陽が描かれている。青い太陽?  直感で太陽と見なした。面白いものだ。私はその絵に「自画像」という題を思いついた。 友だちは「バカヤロー」という題を提案。これには苦笑。友だちは掛け軸のような展示を提案。 展覧会ではどんなだろう。

 お昼、友だちの車に同乗して函南町長光寺へ。庫裏の裏に作った寺カフェの開設祝いに 参加。
 http://chokoji-showashohirin.com/fuji.html

 その後、三信ギャラリー善の岡部稔写真展初日へ。以前とは違って額無しの作品ばかり。 それが軽やかな雰囲気を醸しだしている。昨日の絵でもそうだが、額があるとしても、 細い枠で十分。重厚な額は、かえって重苦しく感じてしまう。
 http://www.sanshin-zen.jp/exhibition/exhibition.html

 ネットの見聞。

《 1982年10月1日 コンパクトディスクが誕生
  ソニーが世界初のCDプレーヤー「CDP-101」と
  世界初のCDソフトBilly Joelニューヨーク52番街」を発売
  「CDP-101」、当時の定価16万8千円 》