「 三部作 」

 サミュエル・ベケットの三部作小説『モロイ』『マウロンは死ぬ』『名づけられぬもの』 を通読したが、ドストエフスキーの小説のようには、多分再読はしないだろう。翻訳は どれも良かった。しかし読み通すのには根性が要る。根性だい。名作かも知れんけど、 批評家にはうってつけの題材だけれど、「けれど」という反対形が続いてしまう。 『名づけられぬもの』の訳者岩崎力は解説で書いている。

《 事実、その《おしゃべり》が延々二百数十ページ続き、しかも「続けなければ ならない、わたしは続けるだろう」という一句で終わるのである。その二百数十ページ を満たしているのは否定であり矛盾であり変化(へんげ)である。 》

 これを読もうとした理由は、「世界最高の小説【BEST100】」に選ばれていたから。
 http://matome.naver.jp/odai/2133241493872010001

 昼前、源兵衛川上流部のヒメツルソバを抜く。大部分が小さくて楽。でも細かいから これまた疲れる。一時間余りで完了。ごみ袋八分目ほど。

 午後、シンガポールの日本語を学んでいる学生25人を、グラウンドワーク三島の 理事長たちと源兵衛川へ案内。

 ネットの見聞。

 米国とキューバが国交正常化へ。これはすごい。行きたい旅先はキューバハバナ
 https://www.youtube.com/watch?v=UfU2OzAJN5k

《 《悲しすぎて痛い》11月から…創刊以来最も読まれた平凡社ライブラリーフェァ… 全国で開催中…帯の応募券2枚を葉書に貼り応募すれば…革製ブックカバッ…150名に プレゼント…現在…応募者総数3枚… 》 平凡社ライブラリー

《 日光の「鬼怒川秘宝殿」、年内で閉館へ−33年の歴史に幕  》
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141217-00000043-minkei-l09