『日本の歴史22 大日本帝国の試練』七

 隅谷三喜男『日本の歴史22 大日本帝国の試練』中央公論社1976年38刷を読了。

《 日本がこのように韓国の支配・領有に執心してきたのは、なぜだろうか。一つにはいうまでもなく軍事的要求による。ロシアの南下を阻止し、日本の安全を 確保するためには、朝鮮を日本の支配下におくことが不可欠と考えられた。だが、もう一つの要因も注目されなければならない。それは経済的な要求である。 欧米諸国にくらべて、はるかにおくれて発展した日本の資本主義は、海外市場を欧米諸国に抑えられ、地理的には日本に有利な中国市場においてさえ、欧米資本に 対抗することは困難であった。そのような状況のなかで、ようやく手に入れたのが朝鮮市場だったわけである。
  だが、残念なことに朝鮮の市場はきわめて狭かった。当時朝鮮はなお封建的な経済関係が支配的で、自給自足的な経済から抜け出していないうえに、 国民の生活はきわめて貧しかった。 》 「日韓併合」 415頁

《 「諸君、幸徳(秋水)君等は時の政府の謀反人と見做されて殺された。が謀反を恐れてはならぬ。自ら謀反人となるを恐れてはならぬ。新しいものは常に 謀反である。 」(徳富蘆花の演説) 》 「大逆事件」 444頁

 午前、三島市立南中一年生たちをグループ分けして、私は源兵衛川、そこから分岐した用水路、四の宮川の、小魚の群れている隠れた場所を案内。皆わいわい。 先生も身を乗り出す。楽しんでくれたようでやれやれ。昼前帰宅。ぐったり。それにしても、集合場所の白滝公園に再び湧水が出ていてびっくり。先だっては枯山水楽寿園小浜池の水位を見ると、あれ、プラスになっている。四日間で三十センチ上昇。自然のことはわからん。
 http://www.city.mishima.shizuoka.jp/rakujyu/kohamaike_current.html
 午後、用事を済ませたついでに、そのまま自転車をゆっくり走らせブックオフ函南店へ。布施英利『子どもに伝える美術解剖学ちくま文庫2014年初版帯付、 講談社文芸文庫・編『日本の童話名作選 戦後篇』講談社文芸文庫2007年初版帯付、計216円。ちんたら北上、帰宅。昨日降った富士山の雪はほとんど見えない。

 ネット、いろいろ。

《 大きな革命を起こして自由を手に入れても、本当にその利益を享受出来るのは次の世代からである、というようなことを聞いたことがあって、 それは忘れられない言葉になってる。 》 あす
 https://twitter.com/Cavahokkun/status/923130680678137856

《 <予告>「AJアラート」の発令を始めます》 アクセス・ジャーナル
 http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=8300

《 元のリリースも確認した。残念ながら、東電が公表・認めているだけで、発災以来の作業員の死者は18人になった。ご冥福をお祈りする。いつまで続くのか。 もう勘弁して欲しい。 》 春橋哲史
 https://twitter.com/haruhasiSF/status/923494880810168320

《  外国人を連れて行くと意外と喜ばれるイベント
  ・夏祭り
  ・花見
  ・コミケ
  ・ハロウィンの渋谷
  ・大学の新歓や学祭
  ・オタクのコールがあるアイドルイベント
  ・国会議事堂前のデモ

  基本 的にいつもは静かな日本人たちが馬鹿騒ぎしているのを見ると喜びます 》 ソンミ@中国垢
  https://twitter.com/SonmiChina/status/923434426582712320

《 国会は嫌いだけど、権力は好き。 》