『追悼 深沢幸雄の歩み』

 今朝は冷えた。よく寝た。もう時間かな、と思ったら目覚ましが鳴る。でもお布団にこもる。これぞ正月の休日。昨日は楽に干せた洗濯物だが、 今朝は早々に暖かい部屋へ退散。
 年賀状は今朝は来ないな、と思いながらも郵便受けを見ると、千葉県立美術館『追悼 深沢幸雄の歩み』展図録。差出人は、去年のきょう永眠された深沢幸雄氏の ご令嬢。「対談 刷師深沢暁子から見た深沢幸雄の世界」が興味深い。

《 焼き物のときでも半端じゃなかったんです。 》 20頁

 深沢氏から恵まれた盃二点を卓上に置く。白釉の盃と青釉の盃が、日差しを受けて気品を放つ。焼きものは日光の下で鑑賞しないと、その真の魅力が伝わらないと 思う。床の間には青磁の小体な球体の一輪挿しが置かれているが、電灯の下では地味な色合いが、昼の日差しの反射を受けて、雨過天青の気品ある趣を見せている。 大阪市立東洋陶磁美術館で見た汝窯の焼きものは、曇天下だったので、その発色の魅力を十分に味わえなかった。しかし、これらの焼きものを見ると想像がつく。 北一明が青磁に挑戦しなかったのは、そこにはその先を見通せなかったのでは、と思う。北一明は「俺の焼きものは午前十時に見るのがいちばんいい」と言った。 床の間の一輪挿しの青磁は、午後二時頃の日差しの反射でもっとも美しい発色=薄空色を見せる。これは最近気づいたこと。作品鑑賞に照射条件は大きく関わる。

《 あまりに突然亡くなったものですからね。銅版画家の浜田知明さんからの年賀状に『ご無沙汰いたしておりますけれども、良い版画をお作りください』って 書かれてて、元旦に父の枕元で読んだら、父はニヤッとしてましたけど、99歳の人から『良い版画を作れ』って言われるってすごいことですよね。 》 20頁
 http://web.thn.jp/kbi/fuka.htm

 ネット、いろいろ。

《 Best of 2017: Top 40 Photographs From Around the World 》 MY MODERN MET
 https://mymodernmet.com/best-photos-of-2017/
 2ページ目の一枚目、トマソンだ。赤瀬川原平『正体不明』東京書籍1993年初版収録「影の接ぎ木」78-79頁。

《  人間の攻撃性を有効に解体できるのは芸術以外にはない。
  芸術は、人間を日常よりもひとつ次元が上がったところで正気に戻す。
  ジブラルタルの洞窟でネアンデルタール人がデゥスクを描いていたときから、ずっとそうだったんだよ。
  人間が芸術によって自分を救済する努力はいまも続いている。 》 James F.
 https://twitter.com/gamayauber01/status/947300468459372544

《 前も「羽田の国際線ターミナルの出発口が美人ばっかりで、人口比に対して偏りすぎてる」とツイートしたことがある。 つまりブスは家に引きこもっている。この経済問題とはまた別の格差問題、近々顕在化し爆発する気がする。 》 会田誠
 https://twitter.com/makotoaida/status/947747739239981056

《 裏を返せば、植松容疑者はそれほど「役立たずであること」を怖れていたのではないか。少しでも役に立たないと認めてもらえず、生きる価値がなくなると 思い込んでいたのでは。政府の掲げる「一億総活躍社会」などというスローガン自体が、そんな強迫観念を呼び起こす一因にもなっているように感じる。 》  寮美千子
 https://twitter.com/ryomichico/status/947875340206071808

《  籠池夫婦。初公判までは保釈されそうにないが,
  その初公判の見通しが全く立っていない様子。 》 岡口基一
 https://twitter.com/okaguchik/status/947963737553616896

《 安倍総理夫妻はどんな元日を迎えたのだろうか。下村博文甘利明といった人たちはどうか。詩織さんを巡る山口敬之、中村格といった面々、忘れちゃいけない 国税庁は佐川さんの目覚めはどうだったろうか。首の辺りが寒いということはなかったのか。そして新年おめでとうございますの声にどう応えたのか。 》  立川談四楼
 https://twitter.com/Dgoutokuji/status/947668434799681536

《  一富士、二鷹、三茄子みたいな事言おう選手権

  最優秀賞
  ひふみん

  金賞
  一富士二鷹サンディエゴ 》 坊主
 https://twitter.com/bozu_108/status/947712070610329601