『BRUTUS』特集・曜変天目
雑誌『BRUTUS』マガジンハウスを購入。特集「曜変天目」。予想していたが、やはり目を見張るような知見、記事は一つもなかった。一般人向けの記事だ。 なぜこんな特集になったのだろう、と編集意図を推測する。一般には骨董の茶碗は古色蒼然とした古臭い遺物と見られている焼きもの=茶碗に関心を向けさせる目的か。 その呼び水としての国宝曜変茶碗。で、惹句が「宇宙でござる!?」「世に類なき、無上の茶碗。」。 「現代作家による曜変への挑戦。」で取材されている九代 長江惣吉の記事。
《 針の穴を通すような条件を見極め、コントロールできるようになって初めて、再現方法を確立した、と言うことができる。そのうえで、再現はあくまで学術研究で あって芸術ではなく、宋時代の物真似にすぎない、とも。 》
北一明は再現の先を行く芸術作品としての茶碗(耀変茶碗など)を創造した。陶芸業界は今もって黙殺しているが、陶芸業界以外からは高く評価されている。
http://web.thn.jp/kbi/kitaron.htm
国宝曜変茶碗が「宇宙でござる」なら、北一明の耀変茶碗は、「四次元の焼きものの美の世界」(ニューヨーク工科大学名誉教授 増田米ニ)であり、 「一個の茶碗を通して人類の歴史を透視する」(上智大学名誉教授 鶴見和子)。格が違う。
《 今回見学した建窯の大路后門窯址(だいろごもんようし)も遇林亭窯址(ぐうりんていようし)も観光客であふれていましたが、3年前は誰一人いなかったとか。 (中略)先人にも憧れの外国文化にも敬意を払い、ものを大切にする日本人の美意識が、現代中国の建盞・天目ブームをも支えているのだから。 》 80頁
時代は変わる。
ネット、うろうろ。
《 少年刑務所で9年間教えた作家が見た「心の中」 》 「週刊女性PRIME」編集部
https://toyokeizai.net/articles/amp/275970?display=b&_event=read-body
この作家、寮美千子さんは十年ほど前、源兵衛川~K美術館へいらした。小原古邨の木版画に感嘆。季刊『版画芸術』にそのことを書いている。
《 刑務所に入らずして、その国家を真に理解することはできない。国家は、どのように上流階級の市民を扱うかではなく、どのように下流階級を扱うかで 判断されるべきだ。(ネルソン・マンデラ) 》 デモクラシーな言葉
https://twitter.com/whatsdemocracy/status/1117864542162145280
《 本土の奴隷根性もいい加減にしてください。
"米軍が特権的に振る舞う根拠となっている同協定の改定を求める沖縄県は、同じく第二次大戦の敗戦国であるドイツ、イタリアの地位協定を調査した。その結果、 日本だけが不平等な協定に甘んじている実態が浮き彫りになった" 》 L.A.M.F.
https://twitter.com/sabor_sabole/status/1117362147414036481
《 15日NEWS23
日本の名だたる大企業と国の巨額の税金をぶっこんだ官民企業のJDIが、あえなく中国・台湾の企業の傘下に落ちた。それも二束三文で。
これでも日本の株価が上がる不可解さ。
明日の晩のメニューしか思考が及ばぬ爺さん達と、税金を血税とも思わない経産省じゃあ無理もあるまい 》 けん
https://twitter.com/KSN1HybmjjiCMoQ/status/1117810310641934336
《 他人が幸福だったり自由だったりするのが我慢ならないのを「日本人しぐさ」と言う/【悲報】「ご飯おかわりしてるのに同料金なのは不公平」 クレームでやよい軒がおかわり有料化へ | BUZZAP!(バザップ!) 》 島田虎之介
https://twitter.com/Shimatorax/status/1117729151291510784
《 コレクションは「断捨離」するもんやおまへん。
コレクションの断捨離
断:処分しろと言われても断る。
捨:捨てるという気持ちを捨てる。
離:価値の判らない奴とは距離を置く。 》 眞空管のへそ
https://twitter.com/bendix6094/status/1117583006749716481