西岡文彦『簡単すぎる名画鑑賞術』ちくま文庫2011年初版を少し読んだ。「はじめに」から読ませる。
《 さらにいうならば、多くの人を悩ませている現代アートのむずかしさにしても、「正解」は、あきれるほどにわかりやすい。作品を見て「なんで、これがアートなんだ !?」と疑問や反感を抱くのは、現代アートが、「なんでこれがアートなんだ!?」と考えさせること自体を目的にしているせいだからである……というような具合に、 本書にはともかく、当たり前のことしか書いていない。 》 「はじめに」 13頁
《 天下の名画『モナ・リザ』を前にして、どれほど「!?」マークが出てこようと、まずは、その「!?」マークを連発してしまう自分の感受性を信じることである。 》 「第一章 『モナ・リザ』の「!?」マーク」 31頁
《 とはいえ、本来は制作のための手段だったはずの実験が、作品の目的そのものになっているのは、美術史のなかでも現代に特有の現象である。作家でいえば、 二十世紀はじめに活動をはじめたピカソとデュシャン以降の時代を指している。 》 「第二章 現代アートの「??」マーク」 44頁
《 実験としての作品という芸術のあり方そのものが形式化してしまい、作品にしても作家の言動にしても、なにやら型どおりのものになり、むしろ保守的にさえ 見えはじめているのである。 》 「第二章 現代アートの「??」マーク」 50頁
《 このように、美術とは何か? あるいはアーティストとは何か? ということを見る側に考えさせること自体が、現代アートの目的となっている。 》 「第二章 現代アートの「??」マーク」 51頁
デュシャンの『泉』(1917年)から一世紀。ポスト現代アートへの転換期=芸術の存在論的転回の途上にあると直感している。芸術から迎術(横尾忠則の造語)へ。 年下のそんな迎術家には造形作家の白砂勝敏さんらがいる。
https://shirasuna-k.com/
朝、洗濯、掃除を済ませてアイスコーヒーをパンツ一枚で飲んでいるところへ呼び出し(郵便)。なんでこんなときに~。
ネット、いろいろ。
《 香港での反送中デモは週末に場所を変えてずっと継続されています。駅から続々と加わる参加者は驚くほど若く、活気があり、通りを埋めても整然と平和的に 行われていました。シンボルの雨傘に加え、皆が黒いシャツを着ているのは、抗議や絶望のため自殺した仲間たちへの追悼の意など複数のメッセージが。 》 椹木 野衣
https://twitter.com/noieu/status/1150534906834898944
《 政治的発言をするなというのは、生活について意見を言うんじゃないというのと同じだ。 》 ナスカの痴情ェ
https://twitter.com/synfunk/status/1150616978362474501
《 【真の愛国者】山本太郎 伝説の演説 》 YOU TUBE
https://www.youtube.com/watch?v=Xeya4qBPuck
《 吉野家が並盛り二杯より少ない超特盛を並盛り二杯より高い値段で売って好業績なのこの世を生きる上でのヒントになりうる 》 ののわ
https://twitter.com/nonowa_keizai/status/1150365466679902208