『元信畫集 』審美書院(閑人亭日録)

 「真美大観/凡例」がネットにあった。
  https://ja.wikisource.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%BE%8E%E5%A4%A7%E8%A6%B3/%E5%87%A1%E4%BE%8B
《 わが国最初の美術全集/古本倶楽部 》 中野書店
  http://nakano.jimbou.net/catalog/geta_themes.php/gtID/18

 『 Masterpieces Selected From The Korin School Volume V (光琳派画集 第五册)』審美書院明治三十九(1906)年刊に、『元信畫集』審美書院明治三十六(1903) 年刊の宣伝チラシが挟み込まれている。『元信畫集』の大きさ。
  (特別上製)堅一尺四寸横一尺の大冊(並製は堅凡一尺二寸、横凡九寸)
 『元信畫集』(全三冊)のお値段。やはり高価。
  特別上製  各冊代價金七圓(全部三冊代合計金貳拾壹圓)
  並  製  代價は各冊金四圓五拾銭(全部三冊代合計金拾參圓五拾銭)
 宣伝チラシの裏面には「元信畫集に對する各新聞批評」として『大阪毎日新聞』『京都日出新聞』『時事新報』『中央新聞』の批評を転載。『大阪毎日新聞』 (明治三十六年六月二十八日)から。

《 、山水人物花卉鳥獸等悉くその天品の妙技を示し、氣韻横生、その精巧の冩眞版と相俟って直に眞蹟に對するの思ひあらしむ、殊に元信の畫は墨畫若くは淡彩のもの なれば、極彩色のものを冩眞版となせるが如き遺憾なく、十分に原作の墨痕筆意を示し得て餘りあるもの、 》

 写真版だけなので購入せず。全三冊、何部刊行したのだろう。完売したのだろうか。英語版『光琳派画集 第五册』に挟まれていたのもなんか不思議。

 ネット、いろいろ。

《 なぜ日本はアメリカの「いいなり」なのか?知ってはいけないウラの掟/矢部 宏治 》 現代新書 講談社
  https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52466

 二年余り前の記事が再浮上するのは?

《 海洋汚染の元凶であるマイクロプラスチック。淡水に含まれる6割が洗濯による糸くずであることが判明(米研究) 》 ガラパイア
  http://karapaia.com/archives/52282655.html

《 これみんなに真面目に考えて欲しいんだけど、今回のトリエンナーレは、脅迫による被害者ですからね。萩生田文科大臣は、あろうことか、その被害者に対して、 出す予定だった補助金を全部引き上げるという「罰」を下そうとしているのです。これは明らかに脅迫者を応援する行為であり、いわば共犯です 》 想田和弘
  https://twitter.com/KazuhiroSoda/status/1177607569793343488

《 いまの政府首脳の特徴として「ありえない言い間違い」を頻発することが挙げられますが、これは周りにいる人間が誰も「そ、それ、違いますよ」と 訂正しないからだと思います。上位者の言葉を訂正したら処罰されるかもしれない・・・という恐怖が下僚の間に行き渡っているんでしょうね。 》 内田樹
  https://twitter.com/levinassien/status/1178104201680809984

《  孫崎享『日米開戦の正体』より。日本人と結婚した中国人通訳の言、「日本贔屓になりたいです。でも首脳会談をするときかっかりします。 中国は上にいけばいくほどIQが高くなります。日本は政界も経済界も、IQが低くなります。」
  深刻な構造的問題。 》 伊藤公紀
  https://twitter.com/Itoh_Kiminori/status/1177819413732417539