『かたちは思考する』六(閑人亭日録)

 平倉圭『かたちは思考する  芸術制作の分析』東京大学出版会2019年初版、「第12章 複数の時間を躍る──岩渕貞夫・八木良太・蓮沼執太『タイム・トラベル』」 を読んだ。

《 ニ◯一四年一二月ニ三日一九時三◯分~、神奈川県民ホールギャラリーにおいて、岩渕貞夫・八木良太・蓮沼執太によるパフォーマンス『タイム・トラベル』が おこなわれた。 》 248頁

《 ここに記述したのは一時間近い公演のごくわずかな断片だ。 》 278頁

 短く編集された映像を YOU TUBE で視聴。888回目の視聴者だ。
  https://www.youtube.com/watch?v=BK1ym-2iIyM

 「第13章 近傍の奈落──ジャン・リュック・ゴダール『さらば言語よ』。

《 本章は、(中略)邦題『さらば、愛の言葉よ』を見たあとに読まれることを想定している。 》 281頁

 なので未読。

 「第14章 ノー・フューチャー──オフィス・マウンテン『ドッグマンノーライフ』」。

《 『ドッグマンノーライフ』(初演)はニ◯一六年六月一日~六月一三日、STスポット(横浜)で上演された。 》 299頁

 この演劇、未見なので未読。とりあえず読了。序章から「第6章 断層帯を貫く」までが、私にはじつに刺戟的だった。犀利な知性を感じる。

 昼過ぎまでは晴れていたが、午後四時前には雷雨。心身の活動が鈍る。お布団へ。あれ、夜だ。

 ネット、うろうろ。

《 「序」の冒頭より引きます。「二十世紀後半を代表する哲学者のひとり、ジル・ドゥルーズ(1925-1995)は、もうひとりのフランスの哲学者アンリ・ベルクソンの 主著、『物質と記憶』(1896年)に依拠して、『シネマ1』(1983年)と『シネマ2』(1985年)を書いた。タイトルが示すとおり、「映画」についての研究書である。  (中略)今年もまた『シネマ』を契機にした新鋭のデビュー作が登場したことになります。なお、9月末に発売となった平倉圭(ひらくら・けい:1977-)さんの第2作 『かたちは思考する――芸術制作の分析』(東京大学出版会、2019年9月)の第8章「普遍的生成変化の〈大地〉――ジル・ドゥルーズ『シネマ2*時間イメージ』」でも 『シネマ』が扱われていることは周知の通りです。/注目新刊:築地正明『わたしたちがこの世界を信じる理由』河出書房新社、ほか 》 ウラゲツ☆ブログ
  https://urag.exblog.jp/239760690/

 ここまでは手が回らない。

《 対談=伊藤亜紗×平倉圭  記憶を踊ること、私を作り変えること 》 週刊読書人ウェブ
  https://dokushojin.com/article.html?i=6197#tokushuu1

《 そしてなんと重版されることになりました。 》 平倉圭
  https://twitter.com/hirakurakei/status/1192358881030107136


《 北宋社ってあの北宋社かーと突然思い出し、2009年にまだ本を出していたことにおどろく 》 くらげ
  https://twitter.com/hanaklage/status/1193129234761310208

 本棚には赤瀬川原平『少年とオブジェ』北宋社1978年初版帯付。たしか最高裁長官官舎の隣のビルにあった。知人に誘われて行き、赤瀬川氏がいて、サイン本を購入。

《 【大本営発表】日仏友好160年を記念し昨年パリで開催されたジャポニスム2018は、総動員数300万人を超えたという。かたやオーストリアと日本の国交樹立150年を 記念したジャパン・アンリミテッドは、終了を待たずに外務省から公認撤回されたので、たとえ前例を上回る動員数があっても発表されることはないだろう。 首相っぽい人物登場の映像作品がウィーン展公認撤回の一因になったそうだが、もしまたジャポニスム展のような官邸主導のイベントがあれば、私は幻のアニメーション 『リトル妖怪くん』を是非とも提供したい。この鉛筆画アニメは岸信介安倍晋三、祖父と孫の絆を描いた愛情物語なので、きっと首相も好意的態度で機嫌良く 鑑賞してくださるはず! /旧作総動員の季節 》 風間サチコ
  http://kazamasachiko.com/

《 [大弦小弦] 表現の自由「リミテッド」 》 沖縄タイムス
  https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/496156

《 衆議院議員 長尾たかし先生へ/小崎 哲哉 》 REALKYOTO
  http://realkyoto.jp/blog/letter_to_nagao_takashi/

《 桜を見る会の件で可視化されたのは、無能な世襲議員が何故か当選してしまう、マルチ商法紛いの票の取りまとめシステムそのもの。やってることは誰もが察しつつ、 物証が出てこない闇だった。安倍晋三は金持ちなのにケチだから、それを公金でやった。支援者たちは悪事とさえ知らずSNSで発信し続けた。 》 津原泰水=やすみ
  https://twitter.com/tsuharayasumi/status/1193687310505672704

《 安倍支持者の読解力が安倍総理並み。 》 見る人
  https://twitter.com/BWOBMrYWiVK2bFu/status/1193449708464697345

《 2019年11月11日になりました。今年は残り51日です。あと14.0%です。 》 今年の残り日数
  https://twitter.com/remaining_days/status/1193543902386483201