『圓山派畫集』(閑人亭日録)

 昨晩は女性二人を交えて編輯兼発行者田島志一『圓山派畫集 上巻』審美書院明治40年10月15日刊と著作兼発行者村山旬吾『圓山四條画鑒』國華社明治44年11月1日刊を 並べて鑑賞。前者は圓山応挙の絵38点(内多色摺木版画11点)で占められている。下巻は蘆雪 源埼 南岳 文鳴 徹山などというが、未所持。後者は圓山応挙の37点 (内多色摺木版画3点)の他、長澤蘆雪、呉春、森祖仙、松村景文、山口素絢、松村景文、岡本豊彦らの絵が並ぶ。
 圓山応挙の多色摺木版画は重ならない。応挙の他の絵もかなり重ならない。面白いものだ。編者の審美眼の相違を探っていきたい。審美書院と國華社との審美眼の相違は、 他の美術本でも確認できる。今は超絶技巧の木版画を陶然と愉しむ。昨今の原色カラー印刷では味わえない手業の、品格ある深い魅力。眼福。

 昼過ぎ、友だちとその知人女性の三人で源兵衛川を最上流から終着の温水池までを歩く。温水池畔の木陰でコーヒー・タイム。ゆっくりした時を愉しむ。

 ネット、うろうろ。

《 どんなにかけ離れて見える二つのものでも、連続して並べると人は必ずその間に何らかの水準での類似性を見出すことができる。必ずである。 これはベルクソンが観念連合説批判として言っていることだ。これを原理として、編集のセンスについて語ることができる。今度noteで書こう。 》 千葉雅也
https://twitter.com/masayachiba/status/1399931903545802753

《 土地規制法が衆院を通過。

  法の対象施設が何なのかすら政令にゆだねられており、危うい→重要インフラ施設の対象について、内閣官房審議官は「国際情勢の変化、技術の進歩に応じ、 柔軟かつ迅速に検討を続ける」とし、鉄道や放送局も「将来的に定めることはありうる」と。 》 谷津憲郎
https://twitter.com/yatsu_n/status/1400019858507501569

《 大坂なおみが記者会見拒否で罰金なら、閣僚からも「お答えを差し控える」を発するごとに1億円くらい罰金取れよ。奴ら金持ちだからそのくらいの金額にしないと 堪えないだろ。 》 ryot
https://twitter.com/ryot1204/status/1399708829827276802

《 朝日(1日付)より。

  安倍が下手に出たために、ロシアに「足元を見られた」という内容。

  取り返しのつかない歴史的大失態だろう。3000億円もロシアに投資した挙句、ロシア外相から『合法的にロシアに四島の主権が移ったと日本が認めることが第一歩』と 言われる始末。

  まさに「無敵の無能」。 》 但馬問屋
https://twitter.com/wanpakuten/status/1399702576568815624

《 中畑流万能川柳が今日も快調だ。秀逸の「戦争も無いのに平和とも違う」はジンワリくるし、以下も凄い。「損得で諮るのかいとクーベルタン」 「『さざ波』で医療崩壊する日本」「ワクチンは回らず聖火回ってる」「コロナでも頼みの綱が自衛隊」「一番の不要不急は五輪じゃね?」庶民はよく見てるんです。 》  立川談四楼
https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1399935990177746944

《 セックスワークを無くして清潔な社会を、って言うのを見聞きするたびに遊郭慰安所のことが頭をよぎる。第二次大戦後、政府は進駐軍のための慰安所をわざわざ 作ったという歴史をどう考えるのだろう。時代が違う?そんなことで片付く話だと本気で思う人がいたらお花畑もいいとこ饅頭だよね。 》 マキエマキ@自撮り熟女
https://twitter.com/makiemaki50/status/1399973180236697603