目覚めに浮かぶ(閑人亭日録)

 朝目覚めるときにふっと浮かんだこと。ピカソの絵画『ゲルニカ』1937年。この絵については平倉圭『かたちは思考する』東京大学出版会2019年の108-109頁でちょっと 触れていたが、それが浮かんだ。続いて北一明『ある伝統美への反逆』三一書房1982年初版の140頁が浮かんだ。

《 ピカソにおける「ゲルニカ」は、果して今後もこの役割を荷うことが出来るであろうか。果して、解説なしで戦の悲惨さ、反戦を訴える表現力たりえているのか。 「ゲルニカ」を見れば平和は果してやってくるのか、否である。 》

 絵画、芸術は、制作者の生まれ育った文化の独自性によって、他の文化圏の人の理解し難い一面があるのではないか、と思い浮かんだ。普遍性と独自の文化性。 『ゲルニカ』を当のスペイン人はどのように受け止めているのか。おそらく日本人とは違った受け止めをしているのではないか。そんなことが浮かんだ。
 午後、源兵衛川中流部、三石神社横の茶碗のカケラ、ガラス片を拾う。ぐっと重くなって終了。その足で近くの燃えないゴミのその他のゴミ収集箱へ。身軽になって帰宅。 汗ばむ。一休みしてお掃除。食料品の買いもの。そしてコーヒー。ふう。日が暮れる。本? 手にする気力はない。それにしても、毎日九時間余り寝て昼寝を一時間ほど。 こんなに寝ていいのか? 老人は早起きというが、朝は八時前に起きる。早くはねえなあ。店をやっていた時は毎朝三時から仕事。この歳になっても朝日を見たことはほとんどない。見るのは夕日ばかり。黄昏は好き。人世の黄昏も近い・・・いや、もう黄昏か。しかし、白夜のような長~い黄昏もある。

 ネット、うろうろ。

《 松本竣介の「Y市の橋」が撤去だそうた。砂上の楼閣に砂で描いた物語を加えるために戦火を免れた歴史のリアルは、簡単に踏み躙られる。でも、この件については 横浜市役所だけを責めるわけにはいかないだろう。振り返る人とていないんだ。マジョリティは気にしちゃいない。 》 Portside_A&D_STREET
https://twitter.com/minano_sideB/status/1472155637065093122

《 千葉商船ビル新築工事 》 OKAKEN
http://www.oka-ken.com/chibasyosen

《 ほんとに誰(具体的な人物)がイメージ戦略を担っているのか知りたい。DAPPIなどの背後にいるのは誰?

  「野党は批判ばかり」というイメージを広めたのは誰? 安倍晋三「虚偽答弁118回」をスルーした菅義偉の“ご都合主義” #文春オンライン 》 中沢けい
https://twitter.com/kei_nakazawa/status/1473076938592129027

《 安倍昭恵「いい土地ですから、前に進めてください」
  の時(4月25日)。
  その後4月28日に近財と接触がありそこで籠池氏が昭恵写真も見せてという日の交渉記録。

  これなんかは他の資料(決裁文書)にこの日の事が書かれていたから、交渉記録もあるはずだとなったもの。
  作成を渋々認めるも未だ出てこず。 》 尾張おっぺけぺー
https://twitter.com/toubennbenn/status/1473065347767234562