『空間の経験』二(閑人亭日録)

 イーフー・トゥアン『空間の経験』ちくま学芸文庫1993年初版を少し読んだ。

《 小さいのものは、大きいものを映しだす。小さいものは、人間の感覚によって把握することができる。小さいものが伝えるメッセージは、狭い領域に閉じ込められている ので、ただちに把握し理解することができる。建築的空間(家、神殿、都市)は、山や川といった自然の地形にはない明晰さをもつ小宇宙である。建築は、言語で表現できる 経験だけでなく、深く感じられる経験を、そして集合的な経験だけでなく、個人的な経験を有形の世界に表現することによって、認識というものを高めようとする人間の 努力を持続させているのである。 》 「7 神話的な空間と場所」 180頁

《 ぼんやりした感情と観念は、客観的なイメージをもつことによって明確なものにすることができる。おそらく、人は青空を背景にして立つ均整のとれたギリシアの神殿を 見るまでは、「静謐」という言葉の意味を必ずしも十分には理解できないし、バロック様式の建物の正面を見ずに、「たくましい、生命力に溢れたエネルギー」を知ることも できないのであり、さらに単純にいえば、大きな建築物を見なければ広大さの意味は分からないのである。 》 「8 建築的な空間と認識」 198頁

 昼過ぎ、源兵衛川中流、源兵衛橋下流で茶碗のカケラ、ガラス片を拾う。ぐっと重くなって終了。帰宅。汗。暑いはずだ。午後2時28.2℃。牛乳が旨い。

 ネット、うろうろ。

《 僕は大雑把に言って、美術において何か「言う人」より「やる(作る)人」の方を応援。なぜって「後者の方がリスキー」って、ただそれだけの理由かもだけど。 》  会田誠
https://twitter.com/makotoaida/status/1518162548779982848

《 この国の「美術」教育は「図画工作」の延長でしかなく「鑑賞」が軽視されすぎですね。中高の美術の時間では、ひたすら何か描かせたり作らせたりすればいいと 思ってる。「観る」「解釈する」「論理化する」ことが抜け落ちている。 》 Tashiro Mutsumi
https://twitter.com/tashpo/status/1518402712047874048?cxt=HHwWgMDT2ZjOuZIqAAAA

《 馬鹿が。せっかく更生したドイツ・イタリアと同列の扱いだったのに、お前さん達のお陰で、日本の新しい指定席は「アジアの今でもヤバい国」テーブルだわ。 世界中が見てんだぞ、その動画。俺らの親の世代に土下座して詫びてくれ。 》 津原泰水(やすみ)
https://twitter.com/tsuharayasumi/status/1518239611008733185

《 一切取材していない。日本で活躍するウクライナ人の右翼と自民党の右翼議員が抗議していたことすら書かれていない。 》 T-T
https://twitter.com/tcy79/status/1518375204489424896

《 ウクライナでなく。日本、終了した感 》 Koichi Kawakami, 川上浩一
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1518521631664394241

《 「国会審議を経ず、巨費をずさんに扱う実態が見えてきた。」
  科研費はポールペン一本、タクシー代500円まで追い詰めるのに、コロナ予備費は11兆円のダダ漏れ。会計院ちゃんと仕事しろ。
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  新型コロナ: コロナ予備費12兆円、使途9割追えず 透明性課題: 日本経済新聞 》 m-take
https://twitter.com/takeonomado/status/1518027283298406401