歳末の贈り物(閑人亭日録)

 朝、歯医者へ自転車で行く。痛いこともなく短時間で治療終了。やれやれ。歯よりも自転車走行~自動車との接触事故のほうが心配。青い矢印の自転車走行幅に自動車が寄ってくる。というより侵入してくる。自転車に乗るのが少なくなった。運転が下手になった。若い時から運動神経も愛の告白も下手だった。これは生まれつき。仕方ない。過去は過去。今がいちばんいい、まし、と自覚(錯覚?)して生きてきた。今も気苦労はあるけれど、他の雑多な苦労からは解放されている。老人力(!)で自ら解放したのかな。忘年会にも無縁な歳末は、静かな生活を愉しむ時なのかもしれない。
 以上のことを昼前に書いたが、昨晩ネット検索で見つけた明治末の古本、何年も探し求めていた古本を、本当か?と疑わしく思い、きょう昼過ぎにあらためて確認。おお、間違いない、安い!ネット注文。午後三時前、パソコンを開くと、おお、もう返信。在庫有り。さっそく郵便局へ。郵便振替で送金完了。まさしく歳末の贈り物だ。あ、きょうはクリスマスか。
 友だちが薩摩芋のシルクスイーツを買ってきたので、焼き芋を作る。旨い。晩、まだ温かい焼き芋二本を新聞紙に包んでご近所の一人暮らしの元気なおばあさんへ、友だちと持っていく。焼き芋大好き、と喜ばれる。焼き芋やシルクスイーツクリスマス。