新化 深化 真価(閑人亭日録)

 雨の一日。蟄居して、想念の浮かぶままに遊ぶ。
 美術~芸術作品における確信・・・。歴史を進化させた作品だと確信する作家の作品は、革新的な作品ではない。
 美術~芸術作品における進化・・・。歴史を進化させたと見なされる作品は、その多くが深化した作品ではない。
 よくわからに駄文を書き散らかしてしまった。書いた本人がわからないから、読んだ人も面喰っているだろう。「またやりやがったな」
 進歩、進化、深化、真価。更新、革新、一新、革命・・・叛逆。
 言葉遊びが好き。美術家の初期の作品は、若気の至りというか、世間知らずの無頓着さゆえの、掟破り、型破りの可能性を予感させる。それから美術業界を知り、世間にもまれて一件落着、枠、形式に収まる。一見それは新化~進化していると見られる。が、最初の衝撃の痕跡はすでにない。新化は進化でも深化でもなく、真価を発揮しているとはいえない。で、やっぱり、味戸ケイコと北一明の作品を俎上に上げ、あれこれ空想を巡らす。味戸ケイコ、北一明の作品を視るとその作風の変化は、新化でも深化でもなく、その時代、時代において、二人ならではの独特の真価を発揮している、ように見える。後はその時代、時代のどの作風を好むか否か、だ。
  んな駄文を書き流して一息したら、白砂勝敏さんから電話。近くに夫婦で来ていると言うので、内野さんと四人で夕食を摂りながら歓談。時代の変化を感じる、と述べる。
 「和(なごみ)五人のアーティスト展」
 https://shirasuna-k.com/blog/2025/05/29/202564-8/
 テレビでは長嶋茂雄の追悼番組。時代の変遷~終焉を感じる。