四時間と三十分

 午後一時から午後五時前まで国土交通省国土技術政策総合研究所の研究員ら五人と グラウンドワーク三島の事務局長ら六人で「水循環健全化に係わる地域活動の継続・安定した実施のための要因について」三島市民にアンケート調査する内容を検討。午後五時過ぎ、美術館へ戻る。

 昨日触れた姫野カオルコ「ブスのくせに! 最終決定版」の「性転換作家」に、彼女の短編集「桃」収録の「世帯主がたばこを減らそうと考えた夜」について、「男の気持ちを描出させたら日本一の女」という電話をくれたある男の先生がいたというので読んでみた。……こ、これが??? 情けない純文学の成れの果てのような中年男の小説だ。読んだ三十分を損した気分。