毎日新聞昨夕刊、三田晴夫「アートの風 9月」冒頭。
≪ドイツを中心とするヨーロッパ勢の復権、中国を筆頭とするアジア勢の台頭──といっても、政治や経済の話ではない。同様にアメリカの凋落ぶりは、美術の世界でも例外ではないといいたいのだ。抽象表現主義やネオダダ、ポップアート、ミニマルアートなど、時代の新潮流を作り出してきた威信と栄光は、今いずこなのである。≫
いやあ知らなかったわ。21世紀の絵画は19世紀後半の印象派が生まれた以前に直結する、と以前から予想していたけど。今は「具象優位の時代」だという。いつの間に。印象派に始まるこの百数十年の絵画は、ピカソのあがきで進化の袋小路に入り込んでしまったと感じていた。それは一言でいえば頭でっかち、考えすぎの美術の末路。
正午まで三時間、境川・清住緑地〜源兵衛川を案内。十二時半、開館。
You Tubeにある Kodak 社の1922年のカラー動画が友だちにえらく受けた。せわしない現在が失ったものを気づかせる。
ネットの拾いもの。
≪朝から一時間ぐらいかけて、やかんを磨いたらピカピカになりました。
でも取っ手がもげたので捨てます。≫