二冊の短歌個人誌(閑人亭日録)

 女性歌人、お二人からそれぞれの個人歌誌が、日を置かず届けられる。それぞれ一首を挙げる。

  熱射のもと或は寒風のなか人生の旅をしましたね あなたと
                          王紅花

  空席となりたる椅子にも陽はさしてこころ荒れたるひと日が終わる
                           佐藤よしみ

 どちらも日常詠とも言えるが、なにげない歌に惹かれる今日、七十三歳の誕生日。ふっと感慨。
 昼前、源兵衛川上流部、ひろせ橋下流の茶碗のカケラ、ガラス片を拾う。重くなって終了。歩いて帰宅。日差しが暑い。汗~。ふう~。