へんな街

 昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。青木玉幸田文の箪笥の引き出し』新潮文庫2000年初版、『ポケット詩集 II 』童話屋2001年初版、計210円。後者は私の好きな文庫版の堅本。夜、読んでしまう。素敵に素晴らしい詩ばかり。大部分が初めて読む詩だった。与謝野晶子の詩「街」には仰天。冒頭四行を引用。

《遠い遠い処へ来て、
 わたしは今へんな街を見て居る。
 へんな街だ、兵隊がいない、
 戦争をしようにも隣の国がない。》

 ユートピアにかこつけてこんな反戦詩を書いていてとは。驚いた。すごい。

 今朝、ブックオフ長泉店で二冊。種村直樹『日本の鉄道』実業之日本社2002年初版帯付、山口雅也『日本殺人事件』角川書店1995年3刷帯付、計210円。新春絵画展用の絵を収蔵庫から出す。はてさてどのように展示するか。

 主婦のつぶやき。

《お正月用の食材買い出し終了、と喜んでいたら、今夜のおかずが無いという事実に気付き、戦慄なう。》