三島駅近くのカフェ・ククルクのブログで「カルト的(?)人気を誇る」「知る人ぞ知るK美術館」と紹介された。まあ、褒められているんだろうな。
いくつかのブログで風船舎の古書目録第5号『音楽・街・影…』が話題に。「2207 長野県赤穂町(現・駒ヶ根市)界隈のチラシ約140枚一括 昭和6〜8年頃」より。
《 赤穂ニ業組合発行の、揚屋対置屋の玉代紛争に関する''急告''なんてのもある。》
これは読んでみたいが、お値段が張る(68,000円)。若い人は揚屋、置屋、玉代が分かるだろうか。以下『大辞林』第二版より。揚屋とは「江戸時代、上級の遊女を呼んで遊ぶ家」。置屋とは「芸者や遊女などを抱えていて、求めに応じて茶屋・料亭などに差し向けることを業とする店」。玉代(ぎょくだい)とは「芸者・娼妓の揚げ代。玉(ぎょく)。花代」。揚げ代とはまた分かりづらい。「遊女・芸者などを呼んで遊ぶときの代金」。
他のチラシから。
《 酒と女とジャズの世界だ、泡たつビールに人気を呼んで、紅い酒、白い顔、黄い聲、軟かい線…》
《 階下バールームは月並みな言葉でセンタンテキとでも言ふかエキゾテイクなサロンになりました 》
《 本屋の革命 経済不況の影響を受けた帝都の出版界は… 今迄にかつてなきナゲ売=ステ売=メチャ売 》