時の声/時間の墓標

 昨晩、ホタル祭りの後片付けの手伝いに行くと、知り合いのアメリカ人男性留学生から、ホタルを見たことがないアメリカ人留学生四人の案内を頼まれ、源兵衛川を下る。中流の草叢にポツンポツンと十数匹のホタル。今朝彼から四人とも喜んでいたと、伝えられる。やれやれ。

 深夜、NHKテレビ『着信御礼!ケータイ大喜利』のお題「日本にホームステイに来た留学生にイラッ。なぜ?」。

《 食事のたびに「マツサカビーフ?」と聞いてくる。 》

《 「何が見たい?」と聞いたら「ドゲザ」と言われた。 》

 午前中は源兵衛川の月例清掃。六人参加。それから皆さんと昼食会。午後一時前開館。

 時の記念日。知人の誕生日。名前は時子。J・G・バラードの短篇「時の声」と「時間の墓標」を久しぶりに再読。前者は『時の声』創元推理文庫1966年初版、後者は『時間の墓標』創元推理文庫1970年初版に収録。新刊で買って四十年余。縁は茶色く焼けている。しかし、小説はまったく退色していない。時の試練を経て、その魅力は逆に風化を越えてさらに深まっている。傑作だ。

 ネットの見聞。

《 横須賀美術館、毎年3億円超す赤字 》

《 そもそも東電の前社長、枝野との会話は何も覚えていないといっておきながら、菅直人との話はスラスラとおしゃべりになる、ナメた態度だよ。事故調も追及の仕方が変なんだよ、つまらない言葉の定義みたいなことに拘泥して。調査会側の主査が野村修也か。相変わらずだよ。 》

 ネットの拾いもの。

《 「ルンバ欲しいな」と呟いたら、ダンナが掃除機をかけてくれている。 》

《 みなさんが何処に住んでいるのかは判りませんが、足を向けて寝られません! 》