鶴田知志子展初日

 以前ちょっとかかわったので、サントリーからPR雑誌『 Whisky Voice 』44号が届けられる。昨夜、読後に安物のウィスキーを大振りのやや高価なグラスに初めて注ぎ、いつもどおりに水割りにした。美味い。味が違う。グラスで味が変わる。この歳で初めて知った。

 午前十時半過ぎ、初来館者。続々来館。満車状態。閉館間際まで来館。ふう〜。

 内田義彦『社会認識の歩み』岩波新書1971年初版を再読了。平易な文章でじつに深いことが語られている。未だに理解しきれない。

《 国家を批判的に見る眼をもつためには、われわれの眼なるものが、いかにして歴史的に形成されてきたかを、一人一人が、胸中の声に聞きながらたしかめるより他ない。 》148頁

《 何しろ教育を受ける権利を有効に守るために、教育を義務づけたはずの義務教育が、文字通り義務づけられた教育になる国ですからね。 》196-197頁

 ネットの見聞。

《 素敵な女性を見て、思わず「私、レズに走ってしまいそう!」と心で叫ぶ瞬間があります。すでに走ってるのに……。 》 森奈津子

 ネットのうなずき。

《 生活に刺激がほとんどない。問題は刺激をあまり求めていないことかもしれない。 》

 お歳だから、と言われそう。