近代・現代木版画展(閑人亭日録)

 奥野淑子(きよこ)をネット検索していて、六月十日の拙日録「奥野淑子 内田公雄(閑人亭日録)」に遭遇。
 https://k-bijutukan.hatenablog.com/entry/2024/06/10/203339
 書いたこともすっかり忘れていた。ネット検索はえらい。近代・現代木版画展なる展覧会をいつかやりたい。いつか。明治の口絵、審美書院と国華社の複製木版画から小原古邨、川瀬巴水の新版画を経て現代版画、奥野淑子まで、私の推す作品を展示。企画意図は、奥野淑子のPR。小原古邨は没後五十年余が過ぎて脚光を浴びた。つりたくにこさんは、没後四十年近く経った今年、ポンピドゥー・センターの企画展に招待展示された。日本の美術関係者は何を見ているのか。情けない思いを今年もする。と同時に、先駆者を自負している。でなけりゃあ。味戸ケイコさん、それに北一明もそうだなあ。陶芸界からは、あいかわらず黙殺されている。

 午前七時 -0.9℃。お布団でぐずぐず。朝日が射して起床。
 午後、病院へ。
 「おまたせ~」「美味しいものを少しずつ食べたいね」「うん」「眠くなった」「また明日ね」
 午後五時帰宅。電車内も通りも賑やか。部屋の中では籠から出たインコが元気に飛び回る。