「 軽便鉄道 」

 『本の雑誌』最新号の特集が保育社のカラーブックス。鉄道マニアがブログで話題に。

《 『軽便鉄道』と『楽しい軽便鉄道』の両方を持っていて、前者が「楽しくない軽便鉄道」 と呼ばれていることを本の雑誌で初めて知りました。 》

 鉄道関連で持っているのは『軽便鉄道』1982年初版、『楽しい軽便鉄道』1991年初版、 『おもしろ駅図鑑1東日本』1988年初版、『おもしろ駅図鑑2西日本』1988年初版、 『私鉄ローカル線』1993年初版、『鉄道文化財めぐり』1994年初版。
 なんたって軽便鉄道が好き。昨日読んだ『 山伏地蔵坊の放浪』の第一篇「ローカル線と シンデレラ」は、秋田県の小坂鉄道がモデルでは、と推測している。四十年ほど前に乗車。 すでに廃線。『軽便鉄道』には詳しい資料がある。今乗車できるのは、近場では修善寺・ 虹の郷にあるロムニー鉄道。

《 このミニ鉄道の機関車の良い点は、大型機をそのまま縮尺したような安っぽさがない、 立派なスタイルをしていることだ。 》 『楽しい軽便鉄道

 虹の郷へ行ったのは一度だけ。乗車も一度だけ。行きたいが、行く機会がないので、 三島駅前の楽寿園の豆汽車に乗って渇を癒している。二周百円。暇と金ができたら、 全国の軽便鉄道を乗り尽くしたい。
 保育社カラーブックスで最初に買ったのは佐藤哲也『コーヒー入門』1971年だと思う。 くり返し呼んだ。喫茶店のお洒落な雰囲気にあこがれた。喫茶店〜カフェのアンソロジー を誰か編んでいそうだな。嶽本野ばら『カフェー小品集』小学館文庫2003年初版は絶対入るな。 好きな本だけど、ダブリでは持ってない。これを好む人が思い浮かばない。昨日は乾くるみ石持浅海のミステリを知人女性に贈ったけど。

 ネットの見聞。

《 「東大です」と言えば束の間「凄いな、アタマいいんだな」と思われるかもしれないが、 (東京)芸大OBと思われたところで、今日日感心してくれるのはほんとに素朴な人だけで、 大抵は表向き「へえ〜」とか一応感心したふうを装いながら「ああ喰えないコースを 選んじゃった人なのね。頑張って東京芸大まで行って卒業後は売れない絵を描きながら フリーターとか悲惨よね」と思っているのである。 》 大野左紀子
 http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20150129/p1

《 美しい"悪夢"に引き込まれそうな、"グリム童話"写真集。 》
 http://www.huffingtonpost.com/2015/01/26/brothers-grimm-photos-kilian-schonberger_n_6549708.html?ncid=edlinkushpmg00000030

 ネットの拾いもの。

《 「おおゆき で まいばらはつ が きんきゅうていし」

  「大雪で米原発が緊急停止」   》