トンボ飛ぶ

 読書にも音楽鑑賞にも、知の駆動力が必要だな、と実感する日々。この三週間、本は殆ど手付かず。音楽も殆ど聴いていない。無理して読むことも聴くこともない。 徐々に慣らして(慣れて)いくしかない。知の休息か。あるいは痴の急速化、かなあ。老人力がついたわ。なによりも減衰した体力を回復させねば、と思うけど。 柔軟体操さえする気が起きない。すぐに疲れ果ててしまう。困ったことだ(別に困らないけど)。この体力水準でうまくこなせるようにしなくては。

 朝、昨日の続きの草取り。日射しが眩しい。昨日は川辺でヤゴから羽化したばかりのトンボに出合った。じっとしている。きょうはそっくりなトンボが飛んでいた。 何トンボかなあ。一時間あまりで土のう袋軽く一袋。一汗。きょうはこれまで。コーヒーが旨い。
 午後一時間あまり蒲団に入る。疲れが抜けた感じ。やはり休息は必要だ。用事を済ませてブックオフ長泉店へ寄る。文庫を四冊。篠田節子スターバト・マーテル光文社文庫2013年初版、武田百合子『日々雑記』中公文庫1997年初版、多田富雄『残夢整理』新潮文庫2013年初版、姫野カオルコ『結婚は人生の墓場か?』集英社文庫 2014年3刷、計432円。
 夜、本をぽちぽち読み始める。

 ネット、いろいろ。

《 またヤフオクで散財をしてしまった… 》 黒白
 https://twitter.com/MadHatter1933/status/986268972369625088

 散財させる出物が……見当たら……無い。

《 マジック・リアリズムの世界では、登場人物はよく動物や植物に変身するが、ウィラースレフを援用すると、変身とは「愛」である(「誘惑」が「模倣」 であるのに対して)。つまり『この世の王国』からは、「愛」と「革命」という主題が引きだせる。 》 M
 https://twitter.com/freakscafe/status/986607931343847424

 アレホ・カルペンティエル『この世の王国』、再読したくなった。ウィラースレフ『ソウル・ハンターズ』、本屋に注文するか。

《  立派な肩書きや、立派な服装の人が、実は一番信用できない(^_^)

  その肩書や財産を守ることこそが,その人にとっての最優先課題だから(自己保身)

  全てを脱ぎ捨てたとき,初めて,その言葉が信用されるようになる(^_^) 》 岡口基一
 https://twitter.com/okaguchik/status/986806290704875521

《 具体的には言わないけど、世界的な「善」のやりすぎのニュースを見たりして、人類はどんどん進歩する・良くなるってわけじゃないことを痛感する昨今。 あー禁酒法みたいな集団狂気・バカ化があったりして、ずっとアップダウンの繰り返しだと。長生きしてより未来を見て死にたい気も起きなくなったな。 》 会田誠
 https://twitter.com/makotoaida/status/986588435677757441

《 女が輝くって、輝いたのは、あべあきえくらいだったな。黒光り。 》 落合洋司
 https://twitter.com/yjochi/status/986628834672820224