山崎正和『哲学漫想』中央公論社2021年初版、「 III 」章後半を読んだ。「あいちトリエンナーレ」が読ませる。
《 要は、主張は自らの自由にこだわるが、表現にはそんな執着は初めから存在しないのである。
ちなみに歴史を振り返ると、文明の中で表現と主張は互いに支配圏を争ってきたように見える。一言でいえば、主張が急速に勢力を増して表現の領域を侵し始めた のである。とりわけ藝術が象徴的だ。かつては全面的に藝術家の表現であった造形は二十世紀初めから性格を変え、今では大部分が作家の自己主張の産物になり果ててしまった。
長い間、藝術はパトロンを相手とする表現だったものが、パリの印象派、ウィーンの分離派あたりから立場を変え、大衆を相手とする啓蒙を目指し始めた。二十一世紀の 今日では造形は百花繚乱、藝術家の「個性」と称する自己主張の展示場と課している。 》 245頁
《 もし、あのいわゆる従軍慰安婦を象徴とする少女像を藝術上の作品として制作され、それとして評価されていたなら、その純造形的な側面について、これまで 何らかの批評が語られてほしいところだが、それが全くない。これでは作品は宣伝「藝術」としてすら、正当に遇されたとはいえないのではないか。 》 246頁
ネット、うろうろ。
《 リレー運営の根幹って、聖火を運ぶことじゃないのですか?
本質を見失った別のイベントになってしまっていますね。 》 川上浩一
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1379591560761765888
《 左がワクチン接種を受けた人の割合、右が人口当たりの検査数。
日本はどちらも横軸のように地を這っている…
見えないウイルスをみようともせず、飲食店時短営業、マスク会食、見回り隊など昭和もしくは江戸時代並の対策。
もはや、実態がわからないように検査しないとしか思えない 》 chocolat viennois
https://twitter.com/la_neige_haruki/status/1379583179514781697
《 なぜ日本でPCR検査がこんなに遅れたか。驚いたことに昨年5月、厚労省は「検査を拡大すると医療崩壊が起こる」とする内部文書を作成し、検査拡大を妨害していた。 その責任は極めて重い。
今政府が検査拡大に本気でとりくむというなら、間違った議論は間違いだったときちんと認めることが必要です。 》 志位和夫
https://twitter.com/shiikazuo/status/1379581542243033094
《 国交省、議事録を改変 座長発言、説明せず大幅に 専門家会議会合【大井川とリニア】 》 静岡新聞
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/884385.html
《 「デジタル庁」の次が「こども庁」ときた。何やら学級会の様相を呈してきましたな。そのうち「生き物係」ですか。子どもの貧困に付けた予算6億5000万円という 低い額を見れば選挙対策でしかないのが分かるよ。「子どもは国の宝」って菅さん、国民に自助を強いる人がよくもまあ抜け抜けと言えるもんだ。 》 立川談四楼
https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1379641421636923397
《 子ども庁の運営に、子どもはどのくらい参加できるんでしょう? 》 津原泰水
https://twitter.com/tsuharayasumi/status/1379700357979197445
《 官房長官の業務とは
「事実関係」「確認」「踏まえて」「適切に」「今後」
「対応」「認識」「調査」「検討」
という単語を適当に組み合わせて語る簡単なお仕事 》 buu
https://twitter.com/buu34/status/1379489877075484674
《 美術家は可能性を語ることを任務としてるので、現状追認的な世界観とかどうでもいいんですね(そういう芸風でやってる美術家はいるが)、ナンセンスを呟いてると たまにコテコテに市場原理を内面化した人が現実について説教しにくるんですが「よく勉強したね、パパのとこへ帰れバカ」以上の感想がない 》 貴族
https://twitter.com/hasegawa_fusao/status/1379260673687883776