『哲学漫想』八(閑人亭日録)

 山崎正和『哲学漫想』中央公論社2021年初版、「 III 」章を少し読んだ。

《 振り返って人類の歴史を見れば、そもそも価値の文明史はその内部に個人の死と世代交代を含み、伝承の流れに随時の断絶があればこそ発展してきた。 断絶なくただ続くのは惰性的な因習であって、真の文化伝統とは過去と現在の緊張した対決を内に孕む。 》 「人工知能の開発」」 198頁

《 だが忘れてはならないのは、数千億光年のこの宇宙にも法則があり、それは無数の星を生んでは滅ぼす生命的リズムだということである。 》 「人工知能の開発」  199頁

 午後、源兵衛川中流部、下源兵衛橋周辺のヒメツルソバナガミヒナゲシなどを抜く。土のう袋一袋。帰宅。軽く汗。コーヒーが旨い。

 ネット、うろうろ。

《 モロッコの首都ラバトの小さな古本屋。本の山の中で店主がひたすら読書に耽っていることで、その界隈では有名。 》 エリコ通信社ニュース
https://twitter.com/ericoworld/status/1378275269862060032

《 呉座勇一「炎上」事件で考える、歴史家が歴史修正主義者になってしまうということ/藤崎剛人 》 HARBOR BUSINESS Online
https://hbol.jp/241894

《 下北沢のこの壁見るたびにソ連というか東ドイツというか共産趣味を感じる 》 階段巡りツイッター
https://twitter.com/kaidanmeguri/status/1378993614374629379

《 善意で人のだらしなさを叱る人々。戦争になったら旗を振る。まあ、コロナ禍は戦争みたいなものだ。 》 千葉雅也
https://twitter.com/masayachiba/status/1379221107354439682

《 二階のお父さんは言うよねえ。GoToトラベルの必要性を強調し「恐れとったら何もできない」ってんだよ。感染拡大の元凶なのに、自分が全国旅行業協会の会長 なもんだから、どうしてもおカネをばら撒きたいんだね。そしてもう業界との癒着を隠さなくなったんだね。恥も外聞もないってところが凄いわねえ。 》 立川談四楼
https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1378918175253798917

《 「子どもは国の宝」などと言って「子ども庁」を作ろうというがちょっと待て。子供は「国の宝」である前に「親の宝」であり「家族の宝」だ。 子どもがすくすくと育つためには、まず親やその家庭が平穏に暮らせる環境が不可欠。それを整備するのが政治だ。格差を広げ困窮者を増やしておいて何が宝か! 》  井上理博
https://twitter.com/gJQSdRUBxYxxtn5/status/1379040818980261891