『のはらうた』(閑人亭日録)

 『現代詩手帖』1969年12月号「現代詩年鑑'70」思潮社、「今年の代表作」では、安藤元雄入沢康夫金井美恵子渋沢孝輔高橋睦郎山本太郎渡辺武信が、 岩成達也の詩(一昨日引用した詩、他)を挙げている。山本太郎は、工藤直子「恋するくじら」も挙げている。昨日の『暖爐棚上陳列品一覧』には工藤直子 「てつがくのライオン」が収録されている。雑誌で後者に出合った時、これは愉快!と快哉を叫んだ。
 https://www.youtube.com/watch?v=H-4JQ9eSZ-Y
 後年、『工藤直子少年詩集 てつがくのライオン』理論社1984年9月第六刷(初版1982年)を購入。隣町の函南町在住と知り、ファンレターを出した。翌年、工藤さんから 詩集『のはらうた II 』童話屋1985年5月5日初版を恵まれた。紙片が挟まれていた。

《 こんにちは
  のはらみんなです
   あそんでやって
       下さい
  越沼さんに
   かぶとてつおのうた
       ささげます 》
 こんな詩。

《 「けっしん」 かぶとてつお
  つよく
  おおしく
  いきる!
  それが ぼくのけっしんです

  でも ときどき
  むねの やわらかいところが
  なきたくなるのね
    ・・・・・・
  なんでかなあ  》

 参ったなあ・・・。的中。『のはらうた III 』童話屋1987年7月7日初版収録、「ためいき  すみれほのか」は、ライト・ヴァースだなあと思う、

《 「ためいき」 すみれほのか
  やわらかい はるのひは
  ためいきが にあいます
  おもいだせそうで
  おもいだせない…そんな
  うつくしいもののための
  うつくしい ためいきが  》

 昼前、源兵衛川中流、時の鐘橋下流で茶碗のカケラ、ガラス片を拾う。重くなって終了。帰宅。汗ばむ。ふう。

 ネット、うろうろ。

《 2.26事件から86年…。昭和11年2月26日,坂本小学校校舎に,激しく雪は吹雪いていたことだろう。96年をこの地に在って戦争,空襲,戦後を記憶する, 大正の粋を集めた校舎が3月,解体されてしまう。明日27日の一般公開[棟下式]にお来し下さい。
  《熱い息を手に吹きかけて雪の朝を 登校をする子供らが見ゆ》 》 福島泰樹
https://twitter.com/yasukizekkyo/status/1497469697503404035

《 プーチン大統領のロシアによるウクライナ侵攻に抗議する人々。プーチン大統領ヒトラーと同じと。ウクライナ国旗カラーのマスクも配布。 》 Ikuo Gonoï
https://twitter.com/gonoi/status/1497466899801595908

《 戦争をしないことが人類にとって最大のSDGs。 》 m-take
https://twitter.com/takeonomado/status/1497447246341853185

《 強い言葉を使いたくないが。
  ここまで酷いと言いたくなる。
  #日本人は抗原検査利権に殺される 》 Koichi Kawakami, 川上浩一
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1497304379686518785

《 東大河岡研の抗原定性検査(迅速抗原検査)の性能比較論文↓
  https://mdpi.com/1999-4915/12/12/1420/htm
  図はPCRとの比較。Ct値25以上の(少ない)ウイルス量だと役に立たないというデータ。

  ここまで感度が悪いと思いませんでした。抗原定性検査は、陰性の証明には決してならないことを、しっかりと覚えておいて下さい。 》 Koichi Kawakami, 川上浩一
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1497142432630472706