『 THIRD EAR RECITATION 』

 下記”ネット、いろいろ”に触発されてCD、DAVID S. WARE Quartet『 Wisdom Of Uncertainty 』1996年録音を久しぶりに聴くつもりだったが、CD 『 THIRD EAR RECITATION 』1992年録音の1番と9番の「枯葉」を聴く。名曲のこの演奏にシビレた。悠雅彦は解説に書いている。

《 1と9の「枯葉」はアプローチがそれぞれまったく違う。メロディーを倍音奏法で綴っていく後者に対して、前者は和声変化に基づいたフリーな表現。 ウェアのフリーが60年代のフリーと異なっているのも、1つの進化現象というかもしれない。マイナーへの憧憬のような思い入れがウェアにはあるように見える。 》

《 ”第3の耳( Third Ear )"とはすなわち、この内部から聴こえてくる音楽、言い換えれば音楽のスピリチュアル・ランゲージ(霊的言語)を聴きとる”聴覚” のことだ。”レシテイション”とは詩文を吟ずること。文字として書かれた音楽や、触知しえない心の中の言語を声や音で形あるものにして伝達する行為をいう。 》

 来日を果たせぬまま亡くなってしまったようだ。合掌。今年はさまざまかたちの別れが続く。

 ネット、いろいろ。

《  「うぎゃあああ、めちゃめちゃかっこええ!」 ウェアのアルバムを聴くと、スピーカーの前でそう叫びながらのたうちまわりたくなる。(text : 田中啓文)
  この上記センテンスを読んでおれはDAVIDのアルバムを買った。このアルバムのスージー・イバラの乱れっぷりが素敵すぎ! 》 Roger
 https://twitter.com/RogerDrumJunkie/status/929431546188070912

《 「寂しい」すなわち「存在を認めて欲しい」という感情は、逆に救いようがある。そのような環境と出会っていないだけだからである。 感謝され、労われる環境さえ見いだせたなら、彼らは心底やさしさを発揮でき、「存在価値」を自らのみならず周囲にも見いだせるようになるだろう、と。 》  中島 智
 https://twitter.com/nakashima001/status/929401647088001024

《 「アダルトビデオから、いったんオナニーツールという枠組みを外してみると、そこには性を通した人間の、そして時代の記録が写し取られていることに 気づかされる。」
  主催の都築響一さんの言葉。確かにイベントで観た全くエロくないAVって、映画というか実験というか、「営みの記録」って感じだった。 》  佐伯ポインティ(エロデューサー)
 https://twitter.com/boogie_go/status/929674419512807425

《 伊藤園レディスゴルフを伊藤蘭レディスゴルフに空目 》