『生きるかなしみ』三(閑人亭日録)

 山田太一・編『生きるかなしみ』ちくま文庫2015年18刷を読了。

《 絶望に深く浸透されすぎた者は、たとえ巷に同じ絶望者を発見することがあっても、決して連帯することはない。 》 高史明「失われた私の朝鮮を求めて」 168頁

 1960年代末、全共闘のスロ-ガン「連帯を求めて孤立を恐れず」に違和感があった。安易な連帯を求めず、「孤律」を生きる。

 ネット、うろうろ。

《 夏バテをもって夏が来たとするならば、今日オレに夏が来た。 》 会田誠
 https://twitter.com/makotoaida/status/1270334230917087238

 すでに来ている。

《 塚本邦雄忌。佐々木倫子の『林檎でダイエット』では、主人公が書店で塚本邦雄の『水葬物語』の入手法について尋ね、『現代短歌大系』に抄録されていることを 指南され、その本ならパルコの書店に入っていると答えるシーンがある。もしパルコの書店にその本があったらすごい。 》 shimatoneriko
 https://twitter.com/saikoropon/status/1270357228088745985

《 一昔前、アキバの古本屋さんで同人誌をさがしていたら、どんな細やかな情報も掬いあげて捜索してくれる同人誌に精通した店員さんの『俺に任せろ』感が 素晴らしかった…なんと頼もしいやつだろう…という…ぼくが本屋さんに求めるのはこうしたアルチザンでして、お洒落感覚でお茶飲みたいとは思わない 》  おてんばベッキー
 https://twitter.com/lafoliee/status/1270495258183233536

 『現代短歌大系7 塚本邦雄 岡井隆 葛原妙子』三一書房1972年2刷を開く。「『水葬物語』抄」から。

《  聖母像ばかりならべてある美術館の出口につづく火薬庫

   貴族らは夕日を 火夫はひるがほを 少女はひとで戀へり。海にて

   ヴァチカンの少女らきたりひしめける肉截器械類展示會

   罌粟畑に葱まじりつつ實りをり死するまで處女なりける老婆  》

《 「誹謗中傷」と「批判」の違いとは何か? 美術批評の視点から/志田陽子 》 美術手帖
 https://bijutsutecho.com/magazine/insight/22089

《 米国の複雑な人種問題に焦点をあてようとする @NHK の意図は理解していますが、この動画ではもっと多くの考察と注意が払われるべきでした。 使われたアニメは侮辱的で無神経です。 》 ジョセフ・M・ヤング 駐日米国臨時代理大使
 https://twitter.com/USAmbJapan/status/1270217592418918401

《 へー、全口座じゃなくて1つだけならいいかー♪って、その手に乗るかボケ。給付を口実に、税金徴収と資産監視しか考えてないくせに。 そもそもマイナンバーと口座のひも付け自体、お断りです。無能な安倍政権がこんなことやったら、1000%情報が漏れます。  》 きづのぶお
 https://twitter.com/jucnag/status/1270233787893338114

《 「煮干しの消化管のプランクトンを観察する」有名な観察です。
  昨日のプランクトンの授業動画に尺の関係で入らなかったものです。海洋のプランクトンは全然知らないので、今度勉強したいです。 産地ごとにプランクトンの種類も変わるので、今後いろいろサンプルを集めたいですね。 》 理科教師とらふずく
 https://twitter.com/raptorial_owlet/status/1269999327176306688