『日本の10大新宗教』(閑人亭日録)

 島田裕巳『日本の10大新宗教幻冬舎新書2008年7刷、前半を読んだ。

《 新宗教は、基本的に都市の産物であり、急激な都市化という背景がなければ、その勢力の拡大は見込めないのである。 》 「1─天理教」 34頁

《 通常の感覚からすれば、みきの振る舞いは尋常なものではなかった。しかい、信者たちは、みきが激しい神憑りをくり返す姿を見て、それこそみきが神であると考えた。 信者たちは、みきが神であることを前提とし、その前提の上にふるまいを解釈し、そこから意味を引き出し、救済の可能性を見出していったのである。 》  「1─天理教」 42頁

《 つまり、名称は異なるものの、オーソドックスな神道でも、天理教や大本のような新宗教でも、神道系であれば、国常立命〔くにとこたちのみこと〕という同一の神を 根源的な神として信仰の対象にしてきたわけである。このにも、「はじめに」で述べた、新宗教の古さが示されている。 》 「2─大本」 59頁

 深夜午前一時半、雨の音。驟雨。やっと雨。再び寝入る。屋上の日陰はまだ濡れている。
 我が家の前では交通違反取り締まりがしょっちゅう行われている。お昼前の今も、ピッピッピッ。警官二人が二台に検問中。それにしても涼しい。エアコンは待機中。 吹き抜ける風が心地よい。
 昼食を終えたところへ漫画家故つりたくにこさんの夫高橋氏から電話。講談社から出ているウェブ雑誌『クーリエジャポン』にアメリカの雑誌『The Atlantic Magazine』 に掲載されたつりたくにこ作品集の長文の書評が翻訳されて掲載される、と。ついては英文の書評を印刷して送ってくれませんか。知人に連絡して印刷してもらったものを 受けとりに行って来る。ふう、暑い。私もだけど、年配者はプリンターなんぞもってない。高橋氏はパソコンももってない。ガラケーだけ。ま、困った時はお互いさま。

 午前10時 28.4℃
 午前11時 29.1℃
 午後0時 30.3℃
 午後1時 31.2℃
 午後1時13分 32.0℃
 午後2時 30.3℃
 午後3時 28.8℃

 日が陰ってきて暑さがぐっと和らいだ。秋近し、の気配。

 ネット、うろうろ。

《 だれも傷つかない言葉(表現)というものが不可能である理由は、ただ表現者側のみならず、その表現を解釈する側がもつ、傷の問題でもあるからだ。 人間不信になっていれば、なにを見聞しても嘘に思えるし、なにか〈見たくないもの〉に怯えていれば、それを意外なところに幻視してしまう。 》 中島 智
https://twitter.com/nakashima001/status/1297131361912807426

《 「公表望まない人がいる」←公表を望まない者は政府の専門家会議に出席し意見を述べるべきではない。 》 大下賢一郎
https://twitter.com/kemuchiman/status/1297158901519933440

《 泥沼のような安倍政権の内閣改造のたびに思った。
  「なんでこの人が大臣?」って驚くような議員が
  とっても〝人材豊富〟なんだな、と。
  安倍内閣は終わっても、この政権を支えた人らが
  権力をたらい回しするだけなら
  何も変わらない。
  まともな国に変えなきゃいけん。 》 東京新聞労働組合
https://twitter.com/danketsu_rentai/status/1297318337282596865

《 タガが外れるとこうなります 》 三浦太鼓店の六代目彌市
https://twitter.com/rokudaimeyaichi/status/1296949114857336832