ジョン・コルトレーン『変遷』(閑人亭日録)

 命日の17日に遅れてきょう昼前、暑い中買いものから帰った勢いで、JOHN COLTRANE『TRANSITION』1965年録音のレコードを音量を上げてかける。轟音をぶちまけて全力疾走の、息詰まる、息を呑む演奏。音楽の境界を踏み出し、踏み外すギリギリのところで踏みとどまるスリル。炸裂する、灼熱の演奏は、黄金のカルテット最高最硬の演奏だろう。そして・・・地獄巡りからの生還。ふう~。何年ぶりかで聴いた。やはりシビレル。
 半世紀ほど前、新宿東口、紀伊国屋書店近くの地下のジャズ喫茶「びざーる」のデカいスピーカーのそばで聴いて魂消た。あれから半世紀。やはり凄い演奏だ。熱い演奏に暑さを忘れる・・・ことはない。
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