企画展初日

 某サイト「みなさま長らくお世話になりました。とうとう運営できなくなってしまいました。これもひとえに私の不徳の致すところです。」

 なわけないだろう、きょうは四月一日。私はウソは下手。すぐばれる。ウソのような青空が午後にはウッソーな通り雨。

 「田中清玄自伝」ちくま文庫、「第二章 昭和天皇と玄峰老師」。1941(昭和16)年、
「本格的に三島の龍沢寺へ行ったのは六月のことでした。そこで玄峰老師に改めて『修行をさせてください』とお願いした。」
「夫婦一緒に入山し、修行したのです。」
「私ども夫婦は終戦間際に三島に居を構えたのですが、そうなるとこんどは托鉢の雲水さんたちをもてなす側になりましてね。」

 このあたりの玄峰老師と昭和天皇を繋ぐ秘密裏の終戦工作はじつにスリリング。こんな人物が三島に居住していたとはホント、ビックリ仰天。