きょうは午後から荒れ模様とか。晴れた空が次第に曇ってきた。きょうはこれからお出かけ。よって休館。
昨日の毎日新聞朝刊コラム、山田孝男「空知草」のお題は「宙に浮く燃料プール」。その結び。
《 東北・関東で震度5級の地震が続いている。最悪の事態を恐れる者を「感情的」と見くだす不見識を受け入れることはできない。リスク軽視で経済発展を夢想する者こそ「現実的」という非常識に付き合うわけにはいかない。》
同感。
夕刊には「『中国化する日本』が話題」というお題、「與那覇(よなは)潤・愛知県立大准教授に聞く──」という記事。文芸春秋から出たこの本が話題とか。
《 「中国化」とは、<日本社会のあり方が、中国社会のあり方に似てくる>ことを指す。対立概念として「再江戸時代化」という言葉も遣う。》
短い紹介文では理解が難しい。
《 與那覇さん自身は、世界と日本の「中国化」を不可避とみている。ただ、そこには「普遍的な理念」がない。だからこそ、日本が生きる道もあると思っている。「憲法九条が(普遍主義的な理念として)使えるのではないか」》
じつに興味深い発想だ。
《 「米国の押しつけ憲法」とわだかまり続けるよりは、ずっと前向きな発想と言えるだろう。》
同感。