地獄の季節・続き

 午前中はグラウンドワーク三島の研修のお手伝い。地獄の季節とはきょうのことか。正午過ぎ開館。ひっきりなしに来館者。一段落の午後四時、コーヒーがにわかに恋しくなった。お湯を沸かし、二週間ぶりにインスタントコーヒーを飲む。ホットな味わい。

 『地獄の季節』、他の人の訳。

《 おれの記憶が正しければ、むかしのおれの生活は、あらゆる人の心が口を開き、あらゆる酒が流れる饗宴だった。 》 高橋彦明(三笠書房・世界の名詩集7 1967年)

《 以前、わたしの思い出がたしかなら、わたしの生は、誰もかれもが心をひらき、酒という酒がすべて流れる、一個の宴であった。 》寺田透平凡社・世界名詩集15 1969年)

 ネットのうなずき。

《 美大の講義で"グーグルに頼ってはいけない"と話したら何故なのかと質問された。 "インターネットで得られる情報は誰の手にも入る"からだ。皆と同じ情報を共有しても凡庸になるだけだ。創造力を磨きたかったら自分の足で歩け、それもたくさん歩いて自分の眼で確かめ、インスピレーションを高める。 》 三潴末雄

 ネットの拾いもの。

《 ロンドンオリンピックのCM「ロンドンドン」を見るたびに、昭和の迷CM「楽しいロンドン愉快なロンドン、ロンドンロンドン」を思い出すのは私だけだろうか。 》