閑人亭日録

 「名探偵」

 津原泰水幻冬舎の”事案”がネット、マス・メディアを賑わせている。彼の著作は『ブラバン』『たまさか人形堂物語』を読んだくらいだが、未読の本は先だって 挙げた『ペニス』『ルピナス探偵団の当惑』『猫ノ眼時計』そして『瑠璃玉の耳輪』が確認できた。他にもあるはずとよく見ると、監修津原泰水『十二宮12幻想』 エニックス2000年、同『エロティシズム12幻想』同2000年があった。12といえば、山前譲・編『十二支殺人事件』天山文庫1991年、群像・編『12星座小説集』 講談社文庫2013年。調子に乗って探偵ものを。『名探偵より愛をこめて』講談社1991年、『あなたが名探偵』講談社文庫1998年、『気分は名探偵』徳間文庫2008年、 『名探偵に訊け』光文社文庫2013年、『名探偵登場!』講談社文庫2016年、『探偵の誇り』双葉文庫2018年。ついでにパブロ・デ・サンティス『世界名探偵倶楽部』 ハヤカワ文庫2009年、西村京太郎の三冊、『名探偵なんか怖くない』講談社1971年、『名探偵が多すぎる』講談社文庫1980年、『名探偵も楽じゃない』同1982年。 この三冊は既読だけれど、内容は忘れた。西村京太郎は他に『名探偵に乾杯』がある。多すぎる本には探す・発掘する楽しみがある。逆に見つからない悩みもある。 栗本薫『黄昏の名探偵』はどこへ紛れ込んだのか。

 ネット、うろうろ。

《 【第五一九話】 臨機応変 》 夜廻り猫
  http://www.moae.jp/comic/yomawarineco/552

《 森岡正博さんの「ダイヤモンドと希望」という文章の教科書書き込み例とノート例をお願いされて、思ったより文章も面白かったので、ざっと作ってみました (こちらではノート例だけ公開します)。『生者と死者をつなぐ 鎮魂と再生のための哲学』所収の文章です。森岡正博さんは無痛文明論もおすすめです。 》  八神夕歌(やがみ ゆうか)
  https://twitter.com/kotonoha_yakata/status/1117319059656175616

《  礒崎陽輔 「 戦争はできる」
  稲田朋美「国を護るには国民が血を流さなければいけないんです」
  長勢甚遠基本的人権国民主権、平和主義を無くしてこそ自主憲法
  佐藤正久「今の憲法には国の為に死ねと命令する規定がない」
  西田昌司「国民に主権があるのがおかしい」  》 誠意大将軍
  https://twitter.com/Myoritomo1192/status/1129224064923365376

《  ホンを売るのが早川書房
  オンを売るのが幻冬舎

  作品売るのが早川書房
  作者売るのが幻冬舎

  編集バカが早川書房
  編集がバカが幻冬舎  》 猟奇の鉄人
  https://twitter.com/kashibaTIM/status/1129241485289828352