キノコムシ

 昨晩はネットゲリラ氏の「農と漁の接点・三島の謎とは 〜伊豆国君沢郡と海の民〜」という題目の講演を近所のホールで聴く。四十人ほどの参加者は、面白かった、知らなかった、また聴きたいと口々に感想を述べる。同感。誘われて打ち上げに参加。氏から伊豆西岸を舞台にした興味深いロジェクト立ち上げの話。面白い、乗ります。今年は忙しい年になるわ。

 昼前味戸ケイコさんから電話。「美術手帖」2月号の椹木野衣氏の展覧会レビューをとても喜んでいた。私はまだ手にしていないけど、内容はゲラ校で読んでいるのでとてもよくわかる。一時間半ほど喜びを分かち合う。

 「エンカイザンコゲチャヒロコシイタムクゲキノコムシ」。昆虫の名前。だれが付けたんだ。笑える御仁だ。「ハダカデバネズミ」というのはなんとも可哀相な名前だ。姿格好そのまんま。身も蓋も無い。

 ブックオフ長泉店で二冊。鏑木蓮「東京ダモイ」2006年初版帯付、辻真先「ローカル線に紅い血が散る」徳間文庫1985年初版、計210円。