昨夜ブックオフ三島徳倉店へ自転車を走らせる。嶽本野ばら「変身」小学館2007年初版帯付、油井大二郎/古田元夫「世界の歴史28 第二次世界大戦から米ソ対立へ」中央公論社1998年初版月報付、海渡英祐「俥に乗った幽霊」光文社文庫1992年初版、つかこうへい「鎌田行進曲」光文社文庫1999年初版、計420円。野ばらのアルファベット表記はNOVALA。わからないものだ。
昼前、近所の古本屋で一時間ほどうろつくけど、手ぶらで帰宅。戯れ句が浮かぶ。
黄昏の珈琲よりも酒よりも古本前にわれは華やぐ
斎藤史の六十年あまり前の名歌を借りた。
たそがれの鼻歌よりも薔薇よりも悪事やさしく身に華やぎぬ
晩秋の黄昏に沈む富士山を左手に仰ぎながら、三島駅北口から無料シャトルバスに乗って御殿場の時之栖へ行く。国内最大級のイルミネーションがお出迎え。規模は去年と同じだけれど電飾は違っている。やはり綺麗だ。見応え充分。なにせただだから。