『 I Tripla 』

 7月27日に書いているCD(モーリス・エル・メディオニとロベルト・ロドリゲスの共演盤『 DESCARGA ORIENTAL 』 piranha2006年)を毎日飽くことなく聴いていた。名盤だ。
 http://www.ahora-tyo.com/detail/item.php?iid=5180
 昨夜ふっと気分を変えて、私と同じ歳のギリシャの歌手、ハリス・アレクシーウ Haris Alexiou の2012年CD 『 I Tripla 』を聴く。
 http://elsurrecords.com/2012/12/26/haris-alexiou-i-tripla/
 渋く深い。名盤だ。題名曲名はギリシャ語だけで不明。ネット検索していて、『Haris Alexiou 2』1976年に当たる。 このLPレコードをジャケット買いしたのが、最初の幸運な出会い。あれから四十年か。長いつきあいだ。こうして 人生を終える。「おえる」を変換したら「追える」に。終えるにはまだ早いということかな。数日前、山田登世子が逝去。 なんか厭世的な気分だった。ハリス・アレクシーウのCD『 I Tripla 』は古い仲間の死を悼んで制作されたと聞く。 深い陰影。しかし重苦しくはない翳りが心に深く届く。こういう音楽は歳を重ねないと共感できないかも。あるいは、 惜別を重ねるなかでしみじみと慰撫されるものかも。それは『 DESCARGA ORIENTAL 』とは対極にあるといえるかも。 生きる歓喜と追悼。双方を愉しんでいる私。人生だ。『ねこに未来はない』を真似て、オレに未来はない。
 http://www.alexiou.gr/

 ネットの見聞。

《 「山の日」とか「海の日」があるんだし、「部屋の日」があってもいのでは? 》 はぁとふる売国奴
 https://twitter.com/keiichisennsei/status/763229592874123264

《 すごすぎる。内閣府男女共同参画局がGender Equality Bureau Cabinet Officeの名で海外に発信してるサイトの トップがオッサンまみれで女性の写真が一人も無いという。 》 SIVA
 https://twitter.com/sivaprod/status/763084308747726849

《 坂口警察庁長官が就任した。新聞の「ひと」欄はどうしてああも提灯なのか。就任のご祝儀がわりということか。 官僚にも立派な人はいる。だが、相手は警察庁長官だ。沖縄への警視庁機動隊の派遣など聞くべきことはいくらでもあるだろう。 権力との馴れ合い。新聞の衰亡は当然と思えるが。 》 青木 俊
 https://twitter.com/AokiTonko/status/763518047403462657

《 母はわたしとは真反対の性格で、それこそ「みんなが我慢してるんだから我慢しろ」が口癖。 先日は「介護や福祉をする人はお金が欲しいと思っちゃ駄目」と言っててゾッとした。自分が寝たきりになった時、 お金を得る事は考えずボランティア精神だけで介護してくれる親切な他人がいるとでも思ってるのか… 》  ろくでなし子一審一部無罪!
 https://twitter.com/6d745/status/763533436074078208

 ネットの拾いもの。

《 彼女を父親に紹介したら父は血相変えて結婚に反対「実はあの娘は昔、私の浮気でできた腹違いのおまえの妹だ」 悩んだ息子は母親にすべてを打ち明ける。母はニッコリ笑って「大丈夫。あんたもお父さんの子じゃないから」 》

《 派手なことって、その十倍地味なことやらなきゃいけないんだなぁ。 》