雪雪雪息も絶え絶え

 富士箱根伊豆、三方の山が雪→寒い。地面は霜柱→寒い。懐→寒い。美術館へ来るまでに冷え切ってしまう。美女には弱いが寒さにも弱くなってしまうとは。「だからもてないのよ」とは知人のメール。弱り目に祟り目じゃ。風邪をひいてないだけよしとするか。

 自宅と美術館を建てたのでもう家を建てたいとは思わないが、他人様の家の佇まいを見るのは好き。川合健二の流れの家も見たい物件だ。こういう物件は実際に見てこそその面白さを実感できる。

 ブックオフ長泉店で二冊。赤江瀑「虚空のランチ」講談社ノベルス2001年初版、鶴見俊輔「アメノウズメ伝」平凡社ライブラリー1997年初版、計210円。