別の発展モデル

 某コンサルタント会社の新入社員研修会が、グラウンドワーク三島の協力で三島市で開催、その交流会へ昨夜出席。東大大学院、京大大学院卒などの男女十数人と深夜まで歓談。多くの人がアフリカなどの農業の改革に意欲を燃やしている。ある人は現地での得がたい体験を熱く語る。そしてかけ離れて豊かな日本との気の遠くなるような経済格差と心の豊かさの落差へと話題が収斂してゆく。豊かな国の貧しい心=日本、貧しい国の豊かな心=発展途上国の構図だ。戦後の貧困から脱出した日本の発展モデルのどこが間違っていたのか、どこを手直しすればいいのか、そして発展途上国ではその間違いをどのようにすれば避けることができるのか日本型モデルとは違うもう一つの発展モデルが彼ら若い人たちから生まれることを願う。

 きょうもまた展示品を木版画とは信じられな〜い! 人人。肉筆画でもリトグラフでもありません。

 ブックオフ長泉店で二冊。三浦雅士「青春の終焉」講談社2001年初版、柳広司シートン(探偵)動物記」光文社2006 年初版帯付、計210円。前者は以前読んで感銘。ダブリだけれど買っておく。後者の帯は「静岡県 中学生向 冬休み推せん図書」。静岡県限定帯だ。